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ドジャースGMがFA選手の獲得に自信「5~7年先も説得力のあるチーム」大谷翔平の噂は「高速道路ですぐだとか、同じ南カリフォルニアだからとか、いい加減な話」

THE DIGEST編集部

2023.11.16

米メディアの多くは大谷の移籍先の有力候補にドジャースを挙げている。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのニュースを専門的に扱う『Dodgers Nation』は11月14日、ドジャースのアンドリュー・フリードマンGMに行なったインタビューをYouTubeで配信した。

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 同メディアは、FAとなった大谷翔平のドジャース入りを期待した。「このオフに実現するチャンスがある」と捉え、「さまざまな理由から、チームはオオタニを獲得する最有力候補であり続けている」として、フリードマンGMに補強動向を聞いている。

 フリードマンGMはリラックスした表情で、「もちろんFAについては話すのは難しい」と応じたうえで、獲得が噂されている大谷については、「(アナハイムからロサンゼルスまで)高速道路ですぐだとか、同じ南カリフォルニアのチームだとか言われているけど、そんなのはいい加減な話でしかない」と語った。
 
「ショウヘイの話は置いておくとして、一般的にFAの選手が勝ちたいと思うのなら、移籍したいチームの過去ではなく未来を見ると思う。その点、我々はどのチームよりも最前線にいると主張したい。他の球団が違う意見を持っているのも理解できるし、尊重もする。それでも現在のドジャースの選手たちがどんな立場にいるのか、ファームシステムの充実ぶりや財務上の柔軟性なども考慮すれば、5~7年先も非常に説得力のあるチームだと思う。それはFA選手にも共感してもらえるだろうし、加入を決断する決め手になると思っている」

 こうしたフリードマンGMの言葉を受けて、同メディアは「もしオオタニを獲得できたら、それはフリードマン体制最大の契約になり、ロサンゼルスのファンを活気付けることになる」と記した。

 続けて、「オオタニに何が起こるのかは分からないが、ドジャースが今オフの最優先事項としているのは間違いない。オオタニがドジャースタジアムをホームと呼び、大きな成功を成し遂げるために、互いに助け合えることを願いたい」と、大谷の獲得を熱望した。

構成●THE DIGEST編集部

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