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井端ジャパン“初陣”を白星で飾る!森下翔太が均衡を破る一発!9回に3点を追加し4-0で台湾に快勝【アジアCS】

THE DIGEST編集部

2023.11.17

先制点をもたらしたのは23歳の森下。これには日本ベンチは大盛り上がりを見せた。写真:鈴木颯太朗

 11月16日、『カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023』が、東京ドームで開幕した。初日の第1戦、日本代表は台湾と対戦し、4対0で勝利を飾った。

 井端弘和監督率いる侍ジャパンの初陣とした同ゲーム。相手先発の古林睿煬に苦しみ、スコアボードには0が並んだ。チームに初ヒットを生んだのは門脇誠だ。6回、強烈な二塁打で門脇が1死二塁のチャンスをつくると、秋広優人が進塁打を放ち、門脇を三塁へ送った。だが岡林勇希のバットは空を斬り三振に倒れた。

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 7回、先頭の小園海斗がヒットで出塁するも、まさかの盗塁失敗。チームに重い空気が流れるなか、森下翔太がそれをはねのけた。古林睿煬が投じた高めのストレートを左中間スタンドへ打球を運び、先制に成功したのだ。

 9回には森下、牧秀悟 、佐藤輝明がヒットを放ち1死満塁と好機を演出すると、続く万波中正がショートに強いゴロを放つ。併殺崩れとなる間に三塁ランナーが帰塁し、貴重な1点を加えると、さらに坂倉将吾、門脇のタイムリーでさらに2点を入れた。
 
 投げては赤星優志が4.2回(72球)を投げ、被安打3、与四球1、3奪三振、無失点を記録。走者を二塁とした場面で、2番手で託された及川雅貴は落ち着いて投げ、空振り三振で見事火消しに成功した。

 3番手の根本悠楓が2回、被安打0、3奪三振、無失点、さらに4番手の桐敷拓馬は1回、被安打0、1奪三振、無失点と好リリーフ。9回にマウンドに上がった田口麗斗は、四球を1つ出すも、しっかりとゼロに抑えた。

 6年前の前回大会に続き、連覇を目指す日本代表は、幸先の良いスタートを切った。17日には韓国代表と、18日にはオーストラリア代表と対戦予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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