侍ジャパン

優勝した井端監督の次なる願いは、今大会に選ばれた若手のさらなる成長「来年はプレミアもありますので、ひとりでも多く侍ジャパンに入ってほしい」

THE DIGEST編集部

2023.11.20

初陣となった「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」で日本を優勝に導いた井端監督が6度も宙に舞った。写真:滝川敏之

 井端弘和監督は、侍ジャパンの初陣となる大会を無敗で制した。試合後、「たくさんのファンの方々の前で、こうやって勝つことができて非常にうれしい。非常にホッとしています」と心境を明かした。

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 予選リーグの初戦は台湾に4ー0、2戦目は韓国に2ー1、3戦目はオーストラリアに10ー0と、いずれも先手を奪って試合に勝利。しかし決勝の韓国戦では、今大会で初めてリードを許した。

 それでも「0ー2から牧選手がホームランを打ってからベンチの雰囲気が変わった」と5回にソロ本塁打を放った牧の名前出して称賛。続けて、2ー3で迎えたタイブレーク制の延長10回裏、初球に送りバントを成功させた代打の古賀悠斗についても、「代打でバントという難しい場面で決めてくれた古賀選手には感謝しています」と口にした。
 
 さらに、「ちょっと強引なところもあったんですけど、最後は彼らしく打ち返してくれた。さすがのバッティングでよかった」と、10回裏に殊勲のサヨナラ打を放った門脇誠を褒め称えた。

 最後に指揮官は、「今大会は若い選手で臨みましたし、国際試合の難しさも経験できたというところでは、非常に成長できたのかなと。来年はプレミアもありますので、ひとりでも多く侍ジャパンに入ってくることを願っています」と、今大会に出場した24歳以下の若い選手たちに、年齢制限のないフルメンバーの侍ジャパンに名乗りを挙げるような活躍を期待した。

構成●THE DIGEST編集部

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