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「価格は非常に高騰する可能性も」今永昇太がいよいよポスティング申請と米報道「5年8500万ドル」の契約予想も

THE DIGEST編集部

2023.11.23

いよいよメジャー挑戦が実現する今永。新天地はどの球団となるのか。(C) Getty Images

 横浜DeNAベイスターズからポスティングによるメジャー移籍を目指す今永昇太について、間もなく申請手続きが行なわれると、米国内メディアで報じられている。

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『MLB.com』のマーク・ファインサンド記者がSNS上において、今永が「月曜日(11月27日)までにポスティングされる見込みだ」など、近日中に移籍についての動きがあると記しており、この投稿をスポーツサイト『sportskeeda』が現地時間11月22日に公式サイト上で紹介。その上で、「ショウタ・イマナガは間もなくMLBにポストすると予想され、日本のスーパースターは高額の契約を結ぶかもしれない」と綴っている。

 さらに「正式に入札合戦が始まると、価格が非常に高騰する可能性がある」と指摘。それにより、「このスター投手に手が届かないチームも出てくるだろう。ボルティモア・オリオールズやタンパベイ・レイズのような倹約するMLBチームは除外されるかもしれない」と見通している。

 また、米球界のトレードや移籍の情報を扱う『MLB Trade Rumors』も日本人サウスポーのFAの話題に言及。同メディアでは、メジャー球団と今永の間で交わされる契約を「5年総額8500万ドル」と予想している。

 さらに、過去5シーズンで防御率2点台を3度マークしたことや、2022年シーズンでノーヒット・ノーランを達成している実績などを挙げながら「イマナガはこの5年間の大部分において日本で最も安定した成績を残しており、そのためかなり長い間MLB球団からのスカウトも盛んに行なわれてきた」と振り返っており、「投手を必要とするほぼすべての中規模または大型市場の球団が、ある程度の関心を寄せるのは当然のことだ」と主張する。 

 その上で、「おそらく彼は今後6~7週間にわたって、ニューヨーク・メッツ、ニューヨーク・ヤンキース、セントルイス・カージナルス、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ロサンゼルス・エンジェルス、トロント・ブルージェイズなどの巨費を投じる球団から注目されることになるだろう」として、候補となる球団名を挙げている。

 いよいよ今永の名前も、MLB市場で正式にアナウンスされることとなるようだ。また、すでにオリックス・バファローズからポスティングされている山本由伸の動向により、今永の移籍先決定にも何らかの影響を及ぼすことも間違いないだろう。果たしてここから、日本人投手獲得を望む多くのメジャー球団はどんなアプローチを見せるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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