プロ野球・楽天イーグルスに激震が走った。

　11月25日、楽天は一部報道が噴出した安楽智大のパワーハラスメント（パワハラ）疑惑を受け、公式サイトで声明を発表した。

　声明では「ファンの皆さま、及び関係するすべての皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます。11月25日（土）、安樂智大選手に関する報道がなされ、現在、調査・確認をしております。球団として、事実確認に向けて真摯に向き合い対処すべく取り組んで参ります」と謝罪。現況の報告が綴られた。

　続けて、「また、一部選手の掲載もあり誤解を生むような報道もなされておりますが、SNS等での憶測による誹謗中傷はお控えいただくようお願い申し上げます」と付け加え、過剰な詮索をしないよう求めた。

　安楽は済美高のエース右腕として2013年の選抜大会で準優勝。鳴り物入りで、2014年にドラフト１位で楽天に入団。リリーフとして頭角を現すと、21年以降は３年連続で50試合以上に登板。今季も57試合に登板し、楽天のブルペンを支えた。

　だが、そんな中継ぎ右腕がベンチ裏では後輩らに許し難い行為を繰り返していたというのだ。一部報道によると、ある若手選手はロッカールーム内で下半身を無理やり露出させられたり、一部選手は頭部を平手打ちされるなどの暴力行為。さらに、「アホ」「バカ」などの罵声を浴びせるなど、見過ごせない暴言や人格否定を日常的に繰り返されていたとの声が上がっていた。

　複数の若手選手が安楽の日常的なハラスメント行為に耐え切れず、球団に訴えたことで事態が発覚。球団側はこの日予定されていた同投手の契約更改を急遽見送り、のちに「無期限延期」とする異例の展開に発展した。
  　青少年の模範となるべき存在であるプロ野球選手の突然降ってわいたパワハラ疑惑にプロ野球ファンは騒然。一連の騒動、そして球団の声明について話題が沸騰した。

「今できる球団として精一杯の対応」
「被害を受けた選手のケアをどうかお願いします」
「再発防止のためにカウンセリング、ハラスメントの勉強をチームでやった方はいいね」
「被害にあった選手のことを考えたら、同じチームにいるべきではない」
「調査が終わったら、すべて明らかにするんやで！それだけは頼むよ」
「近年の楽天のなかでも過去最悪レベルの下衆な内容だと思う。しっかりとした処分をお願いします」

　早期解決を目指す球団だが、一方で被害を受けた選手側の心のケアも必要となってくる。かつて甲子園を沸かせた剛腕に向けられた疑惑のパワハラ騒動は、いったいどのような形で決着するのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】大歓声で選手を後押しした美女軍団！韓国チアリーダーを現地カメラマンがお届け！

【関連記事】「47番は誰だ？」「この子で決まり！」破壊力抜群な"台湾チア"スーチーが日本でも話題！SNSトレンド入りに母国メディアが歓喜！

【関連記事】「めちゃくちゃレベル高い！」台湾チア人気の裏で韓国チアの"キレキレダンス"も話題に！「やっぱみんなファンになるって！」