現地11月30日、今季最も活躍したDHに贈られるエドガー・マルティネス賞が発表され、オフシーズンにロサンゼルス・エンジェルスからフリーエージェント（FA）となった大谷翔平は、３年連続３度目の選出。満票のア・リーグMVP、打撃のベストナインにあたるシルバースラッガー賞などに続き、まだまだ偉才の表彰ラッシュが続いている。

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　この発表を受け、すぐさま記事を掲載した米放送局『CBS Sports』は、「オオタニがエドガー・マルティネス賞で３年連続の受賞」と反応。「過去にこの賞を３年連続で獲得しているのは、2003年から07年まで５年連続で受賞したデイビッド・オルティスだけ」と続けると、歴代の複数回受賞者を共有した。その錚々たる顔ぶれは、以下の通りだ。

８回 デイビッド・オルティス
５回 エドガー・マルティネス
３回 大谷翔平、ハル・マクレー 
２回 ネルソン・クルーズ、ポール・モリター、デーブ・パーカー、ハロルド・ベインズ、ドン・ベイラー、グレッグ・ルジンスキー、ウィリー・ホートン
  　今季リーグトップの44本塁打を放ち、他にも打率.304、95打点、OPS1.066と高水準の数字をマークしている大谷。「この賞を巡っては、ヨーダン・アルバレス（アストロズ）、マーセル・オズーナ（ブレーブス）など、まともな競争相手がいた」と前置きする同局だが、このなかで、「オオタニを選ぶのは容易で明白だった」とも報じている。

　また記事の最後では、今後のキャリアに関して、「アルバレス（そしてホアン・ソト、ブライス・ハーパーのような選手）と対戦が続くだろう」との予測。「彼（大谷）は、間違いなく賞の同名選手（マルティネス）に挑むチャンスがあり、いつかオルティスの８回受賞に並ぶかもしれない」と続けており、“レジェンド超え”への期待も記されていた。

構成●THE DIGEST編集部

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