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侍ジャパン

「大谷翔平が阪神に負けた」侍Jを世界一に導いた名言『憧れるのをやめましょう』が流行語大賞“トップ10外”に疑問の声止まず

THE DIGEST編集部

2023.12.02

侍Jで世界一に貢献した大谷(中央)。試合前の印象的な言葉が流行語ランク外に疑問の声が漏れている。(C)Getty Images

侍Jで世界一に貢献した大谷(中央)。試合前の印象的な言葉が流行語ランク外に疑問の声が漏れている。(C)Getty Images

 今春、日本列島を歓喜の渦に巻き込んだワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。試合前の円陣で偉才が届けた名言が、「ランク外」になったことに疑問の声が漏れている。

 12月1日、2023年度のユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞とトップ10が発表され、大賞には「アレ(A.R.E)」が選出された。プロ野球・阪神タイガースの岡田彰布監督が「優勝」の隠語として使用した今季のチームスローガンが、年間大賞に輝いた。

 年末恒例の今年の流行語。その結果に異論はないだろう。今シーズン、圧倒的な強さで首位を独走し、18年ぶりにセ・リーグを制した阪神。日本シリーズではオリックスとの激闘を4勝3敗で制し、38年ぶりの日本一。日本全国の虎党は狂喜乱舞し、阪神フィーバーは大きな注目を浴びた。

 年間大賞の「アレ」以外にもトップ10には、侍ジャパンの世界一に貢献したラーズ・ヌートバー(セントルイス・カーディナルス)の「ペッパーミル・パフォーマンス」が選出。WBC関連のワードが選ばれた一方で、ノミネート30語に入っていた大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の「憧れるのをやめましょう」は選出されなかった。

 最強アメリカと雌雄を決する直前のロッカールーム。米球界でMVPを獲得した男が、チームメイトに呼びかけた「憧れるのをやめましょう」という言葉はチームの士気を高め、14年ぶりの優勝につながった。加えて、侍ジャパンの雄姿を追った完全密着ドキュメンタリー映画『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』は、この大谷の名言からタイトルが取られたのは周知の事実だ。
 
 しかし、今回発表されたトップ10の中にスーパースターの名言はなかった。この結果にSNS上では疑問の声が挙がり、様々な考察が展開。一夜明けても、野球ファンの話題をさらっている。

「トップ10にも入ってないのは、おかしくない?」
「正直、アレより知名度あったと思う」
「野球から選ぶなら、せめてペッパーミルとセットにしてあげて」
「大谷が阪神に負けてしまったのはびっくりやわ」
「大谷さんがアレに負けるなんてアレなんだろうな」
「授賞式にいないから? それが選考理由なら謎なんだけど」

 グラウンド内外で話題を提供する大谷。自身の去就も来週には佳境を迎えるなか、その一挙手一投足に注目は尽きない。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平「憧れるのをやめましょう」が誕生した瞬間!
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