千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希が12月10日、今オフでのポスティングによるメジャー移籍を要望していると報じられている。今季でNPBキャリア4年目、22歳の突然の意思表示には、国内はもちろん、米国メディアでも驚きの反応を見せている。
FA市場でさまざまな動きを見せているメジャーのオフシーズン、日本の若き右腕のニュースをセントルイス・カージナルス専門メディア『Redbird Rants』も早速取り上げている。現地時間12月9日の同サイトでは、「ロウキ・ササキの突然のポスティング要請がカージナルスのオフシーズンを一変させるかもしれない」と銘打ったトピックを配信した。
【画像】“令和の怪物”、佐々木朗希を特集! その中では佐々木を「Reiwa Era(令和時代)の怪物」と称し、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場や昨年の完全試合達成の実績なども紹介しながら「才能は、私たちがこれまで日本人の投手で見てきたものを上回っている」と評価。さらに、「世界最高の投手になる可能性がある」と続け、ポスティングとなった場合はカージナルスも獲得に動くと見通している。
だが現在22歳であり、マイナー契約が前提となるなどの条件面とともに、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)がメジャーへ渡った際のパターンを例に挙げ「ササキを獲得するのは、入札競争に勝つほど簡単ではない。ショウヘイ・オオタニと同じように、契約できる金額には制限がある」と指摘する。
また「彼は475万ドルしか稼げず、新人プロスペクトとして扱われる。もちろん、それは大バーゲンであり、どの球団もそれだけの金額を提示するだろうから、ササキが契約する球団は、オオタニと同じように本人の興味次第で決まるだろう」と見解を示す。その上で「マリーンズがササキをそのままポスティングする可能性は極めて低い」と予想している。
だがその一方では「ササキの契約には、オオタニの(北海道日本ハム)ファイターズとの契約のように、いつでも好きなときにメジャーリーグに移籍できる条項があるかもしれない。そうなれば、2024年のオフシーズンはさらに面白くなる」と見通しながら、「今、ササキがMLBに移籍すれば、どのチームにとっても手頃な値段になるだろうから、カージナルスはセントルイスで契約するよう彼を説得するだけでいい」と獲得への意思を強調した。
もちろん、カージナルスのみならず他のMLB球団も若き「怪物」の動向を注視することは間違いないだろう。申請期限が日本時間12月15日と迫るなか、果たして千葉ロッテはどのような判断を下すのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】佐々木朗希がプロ野球最速165キロを計測したピッチングをチェック!
FA市場でさまざまな動きを見せているメジャーのオフシーズン、日本の若き右腕のニュースをセントルイス・カージナルス専門メディア『Redbird Rants』も早速取り上げている。現地時間12月9日の同サイトでは、「ロウキ・ササキの突然のポスティング要請がカージナルスのオフシーズンを一変させるかもしれない」と銘打ったトピックを配信した。
【画像】“令和の怪物”、佐々木朗希を特集! その中では佐々木を「Reiwa Era(令和時代)の怪物」と称し、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場や昨年の完全試合達成の実績なども紹介しながら「才能は、私たちがこれまで日本人の投手で見てきたものを上回っている」と評価。さらに、「世界最高の投手になる可能性がある」と続け、ポスティングとなった場合はカージナルスも獲得に動くと見通している。
だが現在22歳であり、マイナー契約が前提となるなどの条件面とともに、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)がメジャーへ渡った際のパターンを例に挙げ「ササキを獲得するのは、入札競争に勝つほど簡単ではない。ショウヘイ・オオタニと同じように、契約できる金額には制限がある」と指摘する。
また「彼は475万ドルしか稼げず、新人プロスペクトとして扱われる。もちろん、それは大バーゲンであり、どの球団もそれだけの金額を提示するだろうから、ササキが契約する球団は、オオタニと同じように本人の興味次第で決まるだろう」と見解を示す。その上で「マリーンズがササキをそのままポスティングする可能性は極めて低い」と予想している。
だがその一方では「ササキの契約には、オオタニの(北海道日本ハム)ファイターズとの契約のように、いつでも好きなときにメジャーリーグに移籍できる条項があるかもしれない。そうなれば、2024年のオフシーズンはさらに面白くなる」と見通しながら、「今、ササキがMLBに移籍すれば、どのチームにとっても手頃な値段になるだろうから、カージナルスはセントルイスで契約するよう彼を説得するだけでいい」と獲得への意思を強調した。
もちろん、カージナルスのみならず他のMLB球団も若き「怪物」の動向を注視することは間違いないだろう。申請期限が日本時間12月15日と迫るなか、果たして千葉ロッテはどのような判断を下すのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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