2022年に育成から支配下へ昇格してシーズン終盤に活躍し、今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では栗山英樹監督(当時)の“隠し玉”として侍ジャパンにも選出された宇田川優希。今季は前半こそ不調だったが後半戦には速球のスピードが戻り、チームのリーグ3連覇に貢献している。
11月26日には、来季からは背番号が96から14に変更されることが発表された。球団では阪急時代に山口高志、オリックスでは山口和男という速球派の投手が同じ番号を背負ってきた。プロ野球全体の歴史を振り返っても、沢村栄治(元巨人)をはじめ古来から名投手のイメージが強い。
変更にあたって宇田川は、「10番台をつけたいという人も多いと思うので、また頑張ろうという気持ちになった」という。育成出身とあって支配下に登録された際の背番号は96とかなり大きかったが、「96番も自分の中では気に入ってはいたんですけど」と愛着も口にする。それでも、「小さい番号というのもつけてみたいなと思っていたので、つけられることになったのでうれしい」と背番号が若くなることは素直にうれしいようだ。
3年目となる来季に向けては、「本当に責任を持って頑張ろうと思いました」と意気込む宇田川。「今年は去年に比べて登板数も増えましたし、結果も出せて若い番号をつけることができました。これをずっと続けていかないといけないだろうなと思ったので、これからが勝負だなと思う」とさらなる飛躍を誓っている。新しい背番号には「いい番号でもありますし、今後自分がつけていくので、いつか14って言ったら宇田川と思ってもらえるように頑張りたい」と自身の番号にしたいと意気込みを語った。
「一軍では去年めちゃめちゃ落ち込むようなことはなかったですが、今年はそういうのがすごいあったんで。 切り替え方だったりとか、いろんなコーチにいろんなことを言われて、そういうのはすごい勉強になりました」と、2年目のジンクスから学べたことを振り返っていた宇田川。オフに関しては「今年のキャンプ入りとかいろいろ言われてたんで。そういうところに気をつけながらって感じです。具体的に今年はどうしようとかまだ考えてないんで、トレーナーさんと一緒に、トレーニングとか指導してもらいます」と語り、より良い過ごし方を考えていく。
宇田川は「高めの真っ直ぐが調子のバロメーター」と、ストレートに磨きをかけているが、今年は高めのストレートで空振り三振を取れず苦労していただけに、来季は開幕から安定したピッチングを披露したい。
取材・文⚫︎どら増田
11月26日には、来季からは背番号が96から14に変更されることが発表された。球団では阪急時代に山口高志、オリックスでは山口和男という速球派の投手が同じ番号を背負ってきた。プロ野球全体の歴史を振り返っても、沢村栄治(元巨人)をはじめ古来から名投手のイメージが強い。
変更にあたって宇田川は、「10番台をつけたいという人も多いと思うので、また頑張ろうという気持ちになった」という。育成出身とあって支配下に登録された際の背番号は96とかなり大きかったが、「96番も自分の中では気に入ってはいたんですけど」と愛着も口にする。それでも、「小さい番号というのもつけてみたいなと思っていたので、つけられることになったのでうれしい」と背番号が若くなることは素直にうれしいようだ。
3年目となる来季に向けては、「本当に責任を持って頑張ろうと思いました」と意気込む宇田川。「今年は去年に比べて登板数も増えましたし、結果も出せて若い番号をつけることができました。これをずっと続けていかないといけないだろうなと思ったので、これからが勝負だなと思う」とさらなる飛躍を誓っている。新しい背番号には「いい番号でもありますし、今後自分がつけていくので、いつか14って言ったら宇田川と思ってもらえるように頑張りたい」と自身の番号にしたいと意気込みを語った。
「一軍では去年めちゃめちゃ落ち込むようなことはなかったですが、今年はそういうのがすごいあったんで。 切り替え方だったりとか、いろんなコーチにいろんなことを言われて、そういうのはすごい勉強になりました」と、2年目のジンクスから学べたことを振り返っていた宇田川。オフに関しては「今年のキャンプ入りとかいろいろ言われてたんで。そういうところに気をつけながらって感じです。具体的に今年はどうしようとかまだ考えてないんで、トレーナーさんと一緒に、トレーニングとか指導してもらいます」と語り、より良い過ごし方を考えていく。
宇田川は「高めの真っ直ぐが調子のバロメーター」と、ストレートに磨きをかけているが、今年は高めのストレートで空振り三振を取れず苦労していただけに、来季は開幕から安定したピッチングを披露したい。
取材・文⚫︎どら増田