オリックスの阿部翔太は、来季から背番号を45から20へ変更する。今季までつけていたのは、阿部が慕っていた“投げる闘争心”近藤大亮。彼が巨人にトレードされたことに伴って、阿部が20番を受け継ぐことになった。阿部と近藤は、ともに闘志をむき出しに投げ込んでいくスタイルで、まさに適任の背番号継承といえるだろう。
20を背負うにあたり、阿部は「45番にも自分の中では愛着もあって、全然変えるつもりではなかったんですが、(近藤)大亮さんが『阿部つけろよ』っていう風に言ってくれたので、すごくうれしかったので。そういう思いもしっかり背負って、来年もっと活躍できたらなと思っています」と、近藤じきじきの禅譲があったことを明らかにしている。阿部は社会人の日本生命時代にも20をつけていて、「6年間つけていたので、この番号にも愛着がある」と言う。
兄貴分たる近藤から、「試合で投げるボールでもそうですけど、普段のトレーニングの姿勢だったり、僕が見習うところだらけなので、そういうところをしっかりやっていけたら結果も出てくるかなと思う」と、野球に対する姿勢も継承していきたいと語る阿部。「(近藤とは)一緒にずっとトレーニングをしたかったですけど、そこ(トレード)はプロ野球選手として必要とされる大亮さんとしてはチャンスだと思うので、そこは僕も正直うれしかったです」と、チームが分かれることを惜しみながらも近藤にエールを送った。実際、「めっちゃチャンスだと思いますし、ジャイアンツも監督さんが代わって、チームが変わる時に行けるのはすごく良いことだと思う」と近藤には声をかけたという。
背番号が変わったこともあるが、来季は昨年や今年以上のピッチングをするために、さらなるレベルアップを狙っていく。外国人投手の加入もあってブルペンの競争はますます激しくなることが予想されるだけに、阿部には近藤のように闘志溢れるピッチングで、ブルペンを引っ張る存在になってもらいたい。
取材・文⚫︎どら増田
20を背負うにあたり、阿部は「45番にも自分の中では愛着もあって、全然変えるつもりではなかったんですが、(近藤)大亮さんが『阿部つけろよ』っていう風に言ってくれたので、すごくうれしかったので。そういう思いもしっかり背負って、来年もっと活躍できたらなと思っています」と、近藤じきじきの禅譲があったことを明らかにしている。阿部は社会人の日本生命時代にも20をつけていて、「6年間つけていたので、この番号にも愛着がある」と言う。
兄貴分たる近藤から、「試合で投げるボールでもそうですけど、普段のトレーニングの姿勢だったり、僕が見習うところだらけなので、そういうところをしっかりやっていけたら結果も出てくるかなと思う」と、野球に対する姿勢も継承していきたいと語る阿部。「(近藤とは)一緒にずっとトレーニングをしたかったですけど、そこ(トレード)はプロ野球選手として必要とされる大亮さんとしてはチャンスだと思うので、そこは僕も正直うれしかったです」と、チームが分かれることを惜しみながらも近藤にエールを送った。実際、「めっちゃチャンスだと思いますし、ジャイアンツも監督さんが代わって、チームが変わる時に行けるのはすごく良いことだと思う」と近藤には声をかけたという。
背番号が変わったこともあるが、来季は昨年や今年以上のピッチングをするために、さらなるレベルアップを狙っていく。外国人投手の加入もあってブルペンの競争はますます激しくなることが予想されるだけに、阿部には近藤のように闘志溢れるピッチングで、ブルペンを引っ張る存在になってもらいたい。
取材・文⚫︎どら増田