来季から同僚となる剛腕も共闘が待ち切れない様子だ。

　今オフの補強で大きな成功を収めているロサンゼルス・ドジャース。現地12月11日、大谷翔平と10年７億ドル（約1015億円）というメジャー史上最高額の大型契約を正式発表すると、現地21日には、ポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた山本由伸と12年３億2500万ドル（約463億円）の契約合意が報じられている。

【PHOTO】３年連続投手四冠＆沢村賞受賞！大偉業を成し遂げた山本由伸を特集！ 　今回こうした状況に反応を示しているのが、現地15日にタンパベイ・レイズからトレード移籍してきたばかりの右腕タイラー・グラスノーだ。現地23日、ドジャースの専門メディア『Dodgers Nation』がYouTubeチャンネルに投稿しているインタビューの動画内では、山本の存在に触れ、「すごく興奮している」と心境を明かした。

　さらに、「信じられない才能の持ち主だ」と続ければ、「まだ本当に若いし、スーパースターのメンタリティを持っている。彼は何事にも動じない」などと、25歳の日本人右腕を絶賛。「彼はエリートだし、会いに行くのが楽しみだ」と話しており、早くも同じユニホームを纏う2024年シーズンが待ちきれないようだ。

　また先日、大谷やムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンらが所属するドジャースについて、「スーパーチーム」と表現していたグラスノーだが、それに山本が加わったことにより今回、インタビュアーから「今はハイパーチーム？　それともウルトラチーム？」と問われると、「スーパーデューパー（めっちゃ強力な）チームだよ」と笑顔を浮かべていた。

　来季は、４年ぶり８度目のワールドシリーズ制覇を目指すドジャース。“V奪回”に向けて期待は高まるばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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