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ヤクルト田口麗斗がメジャーへ?「早ければ来オフにも実現する可能性が」MLB移籍専門サイトが報道「24年シーズンに好成績を残せば」

THE DIGEST編集部

2024.01.02

早ければ24年オフにMLBに挑戦する可能性があるヤクルトの田口。写真:鈴木颯太朗

 東京ヤクルトスワローズの田口麗斗が、メジャーに挑戦するかもしれない。MLBの移籍情報を専門に扱う『MLB Trade Rumors』は1月1日、田口がMLB移籍に興味を持っていると報じた。

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 同メディアは、田口が23年オフに3年5億5000万円でヤクルトと再契約と紹介した後、「28歳のクローザーは、最終的にはメジャーへの移籍に興味を示している。早ければ2024年のオフに実現する可能性がある」と伝えた。田口は24年中に海外FA権の資格を取得する見込みだ。

 同メディアは田口について、「22年にセットアップマンとしてスワローズで36イニングを投げて防御率1.25を記録し、23年はクローザーとして48回1/3を投げて防御率1.86。スワローズの21、22年リーグ連覇と、21年の日本シリーズ優勝に貢献した」と紹介。さらに「身長171センチ、体重83キロと決して印象的な存在ではなく、MLBのスカウトが耐久性に懸念を抱くかもしれない。それでも安定した制球力を持ち、23年の奪三振率28.5パーセントはキャリアハイ」と特長を記している。
 
 小柄なリリーフ投手といえば、今オフに松井裕樹がサンディエゴ・パドレスと5年2800万ドル(約40億円)で契約。田口と同じ28歳の松井を例に出した同メディアは、「タグチがMLBに移籍する場合、松井とは異なり、現時点では2年契約が現実的な目標になるかもしれない。MLBで実績のあるリリーバーでさえ、1年後の契約を予想するには難しい。もちろん、24年シーズンに好成績を残せば24年オフの注目投手になる可能性がある」と、今シーズンの内容が重要だと見通した。

 契約更改時の会見でメジャー挑戦が「夢から目標に変わった」と明かした田口。こうした高みを目ざす姿勢が、24年シーズンの成績にどのように表われるのか注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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