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大谷翔平ロスの特効薬にも⁉ エ軍メディアが大物投手の獲得を球団に要求「先発を補強しないのなら、過去から何も学んでいないと示すだけ」

THE DIGEST編集部

2024.01.03

大谷翔平を要した6シーズンで、エンジェルスは一度もプレーオフに進出できなかった。(C)Getty Images

大谷翔平を要した6シーズンで、エンジェルスは一度もプレーオフに進出できなかった。(C)Getty Images

 大谷翔平が退団したロサンゼルス・エンジェルスは静かなオフシーズンを過ごしているが、それでも大物選手の噂がメディアを賑わせている。『The Athletic』紙のサム・ブラム記者が12月28日、「エンジェルスが23年の73勝89敗という散々な成績を払拭するには、補強に動くしかない。大物をひとり加えることで、ショウヘイ・オオタニを失った今オフを一気に好転させる可能性がある。それがオーナーのアート・モレノのプランかもしれない」と報じた。

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 エンジェルスは、ブレイク・スネル(前サンディエゴ・パドレス)やジョーダン・モンゴメリー(前テキサス・レンジャーズ)といった大物FA投手の獲得に動いていると言われており、どちらか一方とでも契約できればローテーションは大幅に改善される。

 そんななか、エンジェルス専門メディアの『Halos Today』は12月31日に、補強動向に関する記事を配信して「トップクラスの先発投手を狙っている」と伝え、「チームは競争力を高め、2014年以来となるプレーオフ進出を目ざしている」と記した。
 
 同メディアは、「オーナーのモレノは、オオタニの退団でファンが不安になっていることを理解している。そのため、大物選手を獲得すればファンの動揺を抑えられると考えている」とし、あらためて「エンジェルスは先発投手を強化する必要がある」と記載。

 続けて、「これまで球団は投手と大型契約を結んでこなかったが、今冬も先発投手陣に一線級を加えないのなら、過去から何も学んでいないと示すだけ。このチームは何年も平凡な状況に陥っており、マンネリから抜け出すには、戦略的に動く必要がある」と、噂される大物投手との契約を期待した。

構成●THE DIGEST編集部

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