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大谷翔平の規格外な100万ドルの寄付金に英老舗紙が異例の注目! 能登半島地震の被災者に寄り添う声明に感服「彼は行方不明者の救出と被災地の復興を願っている」

THE DIGEST編集部

2024.01.06

ドジャースと共同で能登半島地震の被災者支援を表明した大谷。その巨額な金額は英紙も驚きを隠せなかった。(C)Getty Images

ドジャースと共同で能登半島地震の被災者支援を表明した大谷。その巨額な金額は英紙も驚きを隠せなかった。(C)Getty Images

 母国への桁違いな支援額の反響が止まらない。

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が1月5日、自身の公式インスタグラムを更新。元日の午後4時10分ごろ、石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6、最大震度7を記録する「令和6年能登半島地震」について言及した。

 大谷はインスタの文面に「令和6年能登半島地震による被災地支援のため、この度ドジャースと共同で寄付をいたします。復興活動に参加してくださった方々に感謝するとともに、今後も私たちが団結していき被災された方々を支援していきたいと願っています。行方不明者の早期発見と被災地域の復興を心より願っています」と綴り、球団と共同して被災地への継続的な支援を誓った。

 ドジャースとの共同寄付は、なんと100万ドル(約1億4500万円)という個人の寄付金としては異例な額だが、日本に大きな爪痕を残した震災に心を痛めた二刀流スターにとって、もはや金額は関係なかった。

 野球界の枠を超える一流の振る舞いには、英国の老舗メディアも驚きを隠せないでいる。1896年創刊の大衆日刊紙『Daily Mail』の電子版は「ショウヘイ・オオタニとロサンゼルス・ドジャースは、元日に発生した能登半島地震の被災者に100万ドル以上を寄付する!」とセンセーショナルな見出しで報じた。
 
 同紙はまず、大谷が昨年12月にドジャースと北米プロスポーツ史上最高額となる10年総額7億ドル(約1015億円)の超大型契約を交わしたことを説明。リオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウドらサッカー界のスーパースターと肩を並べるほどの日本人が、巨大地震による壊滅的な被害に遭った石川県とその周辺地域への支援に立ち上がった姿に注目。野球界のスーパースターの行動に敬意を表している。

 続けて、「オオタニの個人的な寄付はプレスリリースでは明らかにされていないが、ドジャースと球団を所有するグッゲンハイム・ベースボール社は100万ドルを被災地に寄付する。日本では瓦礫の中から生存者を救出する作業が続いている」と記し、地震のため連絡が取れなくなっている安否不明者の捜索活動が、いま現在も続いていることを強調している。
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