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「ドジャースの目標は1988年以来のフルシーズン優勝」米放送局が注目チームの“新年の抱負”を選定「スター選手を揃え、12年連続のポストシーズンは確実」

THE DIGEST編集部

2024.01.07

今オフにドジャースに加入した大谷(左)と山本(右)。(C)Getty Images

 米放送局『CBS Sports』がMLB注目チームの2024年シーズンの目標を選定し、ロサンゼルス・ドジャースの目標を「1988年以来となるフルシーズンのワールドシリーズ優勝」と定めた。ドジャースは今オフに大谷翔平、山本由伸、タイラー・グラスノーらを次々と獲得。オフシーズンの話題を一挙に集め、24年シーズンの優勝候補とも言われている。

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 同メディアは、「スター選手を揃えた打線と、好転した先発ローテーション。12年連続となるポストシーズン進出が確実視されている」とドジャースを評価。「新型コロナウイルスの影響でシーズンが短縮された2020年のワールドシリーズ優勝を除けば、1988年以来となるフルシーズンの優勝を狙える」と予想した。

 とりわけ先発ローテーションの充実にスポットを当てている。「ヤマモトとグラスノーを加えて、ローテーションの懸念を大胆に改善した。チャンピオンリングを手にするには、フロントスターターが10月に向けて戦闘可能な状態にあることが必要だ」と投手陣の活躍が優勝の条件とした。
 
 あわせて投手陣の課題も挙げている。「小さな体格のヤマモトがMLBの仕事量をこなせるのか。グラスノーも8年のキャリアでシーズン120イニングを投げたことはない。ローテーションに入るであろうウォーカー・ビューラーはトミー・ジョン手術から復帰する最初のシーズンで、いずれも24歳のボビー・ミラーとエメット・シーハンは実績に乏しい。クレイトン・カーショウはいまだFAだが、左肩の手術で少なくとも夏までは投げられない」と不安要素を列挙した。

 こうした状況の投手陣が、シーズンを通して耐久性のある健全なローテーションを構築できるのか。ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、大谷といった3人のMVP受賞者を擁するドジャースが頂点に立つには、先発陣がキーポイントになるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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