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「いくら看板選手であっても...」大谷翔平の“被災地支援”を巡り韓国では物議も!日本海の表記に抗議「2000年前から東海だった」

THE DIGEST編集部

2024.01.08

大谷とドジャースが100万ドルを寄付すると発表したが、その声明文を巡り韓国では波紋を広げている。(C)Getty Images

 1月5日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が「令和6年能登半島地震」へドジャースなどと協力して100万ドル(約1億4500万円)を寄付すると決めた。大谷自ら日本語でインスタグラムを通じて公表すると、ドジャースは英語でコメントを発表。

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 メジャーリーガーの迅速な支援を称える声が各国から上がるなか、韓国ではドジャースの英文を巡り物議を醸している。同国日刊紙『東亜日報』によれば、誠信女子大学ソ・ギョンドク教授が怒りを露わにした。

 ソ・ギョンドクは「令和6年能登半島地震」の部分が、ドジャースの英文では「Sea of Japan earthquake」と表記されていることを指摘。かねてより日本海の名称を巡り「East Sea(東海)」と主張する声があるのも事実だ。
 
 同教授は「日本で地震があり、いくらオオタニがチームの看板選手であっても、East Seaと書かず、日本政府が主張するSea of Japanだけを表記するのは間違っている」と激怒。「韓国と日本の間の海の名称は、2000年前から東海だった」とドジャースにメールで抗議したようだ。

 同メディアによれば、「米国AP試験の世界史教材で東海と日本海を併記しており、2019年にニューヨーク市教育局は各教育機関に東海と日本海をともに言及するように促している」と事実を述べた。さらに「昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を主催したMLBはホームページの地図で日本海と記載したものの、韓国からの抗議を受けて削除した」と事例も紹介している。

構成●THE DIGEST編集部

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