専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

NYメディア、千賀滉大が2024年メッツ先発ローテの柱と予想「センガの後ろにどれだけ厚みを持たせられるか」と補強の重要性を指摘

THE DIGEST編集部

2024.01.09

2023年シーズンは12勝を挙げてチームに貢献した千賀。24年はエースとしての活躍が期待される。(C) Getty Images

2023年シーズンは12勝を挙げてチームに貢献した千賀。24年はエースとしての活躍が期待される。(C) Getty Images

 ニューヨーク・メッツの千賀滉大は2024年、メジャー2年目にして先発陣の柱としてシーズンを戦うことになりそうだ。現地メディア『amNewYork』による、今季のメッツ投手陣についての特集記事の中で、日本人右腕を先発ローテーションの軸とする構想が綴られている。

【PHOTO】得意のお化けフォークでMLB1年目から躍動!ニューヨーク・メッツ所属の千賀滉大を特集!
 現地時間1月7日に配信となったトピックにおいて、千賀の他、今オフ加入となったホセ・キンタナ、ルイス・セベリーノ、ショーン・マナイア、エイドリアン・ハウザーといった先発候補の名前を挙げながら、「2024年シーズンに向けたこの冬は、コウダイ・センガの背後にどれだけ、厚みを持たせるかがすべてだ」などと、補強についての見解を示している。

 その上で、昨季の千賀のパフォーマンスを振り返っており、「メジャー・リーグでのデビュー・シーズンでエースであることを証明した」と評価。さらに、試合数やボール、マウンドなど、NPBとの環境の違いに適応したとして「さまざまな障害を克服したこの30歳は、北米の打者を惑わす破壊的なゴースト・フォークボールのおかげで、2023年にメッツで最も効果的な投手となった」と称えている。

 昨季、千賀はMLB1年目にして29試合に先発登板、12勝を挙げチームの勝ち頭に。さらに新人王投票では2位、サイ・ヤング賞投票では7位に入るなど、シーズンを通して堂々たるパフォーマンスを続けた。しかしその一方でチームは低迷。二大エースだったマックス・シャーザー、ジャスティン・バーランダーを夏にトレード放出したこともあり、投手陣の“再構築”が図られるオフとなっている。

 またトピックの中では、今季のメッツ先発陣について「6人ローテーションを組む可能性もある」との見通しも綴られている。同メディアは「6人ローテーションはトップ5の仕事量を減らし、センガのような選手のフレッシュさを保ち、セベリーノのような選手にとって重要な怪我の可能性を減らす」と主張。昨季、千賀がチームでダントツとなる166回1/3を投げたことも記しており、負担を軽減する必要があると論じている。

 噂に上っていた山本由伸の獲得はならなかったものの、昨シーズン終了後より積極的な補強を進めているメッツ。そして来るべき新シーズン、顔触れも大きく変わるであろう先発陣において、背番号34がその中心に位置づけられることは間違いないようだ。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】大谷翔平&山本由伸のドジャース、強打者ヘルナンデスを獲得!「120勝いける」スタメン予想にファン有頂天「今後10年で最低5回はワールドシリーズ優勝を達成できる」

【関連記事】「大谷翔平がいなくなり、トラウトも衰退期に入る可能性が」米放送局がエンジェルスに辛辣評価「モレノとミナシアンGMは抜本的な方針転換を」

【関連記事】「いくら看板選手であっても...」大谷翔平の“被災地支援”を巡り韓国では物議も!日本海の表記に抗議「2000年前から東海だった」

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号