ニューヨーク・メッツの千賀滉大は2024年、メジャー2年目にして先発陣の柱としてシーズンを戦うことになりそうだ。現地メディア『amNewYork』による、今季のメッツ投手陣についての特集記事の中で、日本人右腕を先発ローテーションの軸とする構想が綴られている。
【PHOTO】得意のお化けフォークでMLB1年目から躍動!ニューヨーク・メッツ所属の千賀滉大を特集! 現地時間1月7日に配信となったトピックにおいて、千賀の他、今オフ加入となったホセ・キンタナ、ルイス・セベリーノ、ショーン・マナイア、エイドリアン・ハウザーといった先発候補の名前を挙げながら、「2024年シーズンに向けたこの冬は、コウダイ・センガの背後にどれだけ、厚みを持たせるかがすべてだ」などと、補強についての見解を示している。
その上で、昨季の千賀のパフォーマンスを振り返っており、「メジャー・リーグでのデビュー・シーズンでエースであることを証明した」と評価。さらに、試合数やボール、マウンドなど、NPBとの環境の違いに適応したとして「さまざまな障害を克服したこの30歳は、北米の打者を惑わす破壊的なゴースト・フォークボールのおかげで、2023年にメッツで最も効果的な投手となった」と称えている。
昨季、千賀はMLB1年目にして29試合に先発登板、12勝を挙げチームの勝ち頭に。さらに新人王投票では2位、サイ・ヤング賞投票では7位に入るなど、シーズンを通して堂々たるパフォーマンスを続けた。しかしその一方でチームは低迷。二大エースだったマックス・シャーザー、ジャスティン・バーランダーを夏にトレード放出したこともあり、投手陣の"再構築"が図られるオフとなっている。
またトピックの中では、今季のメッツ先発陣について「6人ローテーションを組む可能性もある」との見通しも綴られている。同メディアは「6人ローテーションはトップ5の仕事量を減らし、センガのような選手のフレッシュさを保ち、セベリーノのような選手にとって重要な怪我の可能性を減らす」と主張。昨季、千賀がチームでダントツとなる166回1/3を投げたことも記しており、負担を軽減する必要があると論じている。
噂に上っていた山本由伸の獲得はならなかったものの、昨シーズン終了後より積極的な補強を進めているメッツ。そして来るべき新シーズン、顔触れも大きく変わるであろう先発陣において、背番号34がその中心に位置づけられることは間違いないようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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その上で、昨季の千賀のパフォーマンスを振り返っており、「メジャー・リーグでのデビュー・シーズンでエースであることを証明した」と評価。さらに、試合数やボール、マウンドなど、NPBとの環境の違いに適応したとして「さまざまな障害を克服したこの30歳は、北米の打者を惑わす破壊的なゴースト・フォークボールのおかげで、2023年にメッツで最も効果的な投手となった」と称えている。
昨季、千賀はMLB1年目にして29試合に先発登板、12勝を挙げチームの勝ち頭に。さらに新人王投票では2位、サイ・ヤング賞投票では7位に入るなど、シーズンを通して堂々たるパフォーマンスを続けた。しかしその一方でチームは低迷。二大エースだったマックス・シャーザー、ジャスティン・バーランダーを夏にトレード放出したこともあり、投手陣の"再構築"が図られるオフとなっている。
またトピックの中では、今季のメッツ先発陣について「6人ローテーションを組む可能性もある」との見通しも綴られている。同メディアは「6人ローテーションはトップ5の仕事量を減らし、センガのような選手のフレッシュさを保ち、セベリーノのような選手にとって重要な怪我の可能性を減らす」と主張。昨季、千賀がチームでダントツとなる166回1/3を投げたことも記しており、負担を軽減する必要があると論じている。
噂に上っていた山本由伸の獲得はならなかったものの、昨シーズン終了後より積極的な補強を進めているメッツ。そして来るべき新シーズン、顔触れも大きく変わるであろう先発陣において、背番号34がその中心に位置づけられることは間違いないようだ。
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