“MVPトリオ”の活躍に期待が高まっている。
現地1月8日、米放送局『ESPN』のデビッド・シェーンフィールド記者は、「MLB史上最強の打者トリオは?」と題した特集を掲載。今季からドジャースで共闘する大谷翔平、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンの3人組を取り上げ、米野球データサイト『Baseball Reference』の数字を引用しながら、過去の選手たちと比較を行なった。
【PHOTO】10年総額約1015億円でドジャースに移籍!ユニホームを身に纏い入団会見を行った大谷翔平の厳選ショット! 「オオタニ、ベッツ、フリーマンは全員、2023年のベストヒッターとして名を連ね、OPSと長打率の両方でそれぞれ1位、5位、7位にランクインしている。打率では3位、7位、9位。塁打数では3位、5位、6位だ。もし3人全員がこれらのパフォーマンスを繰り返せば、彼らは、史上最強トリオのひとつになるかもしれない」
今回、シェーンフィールド記者がこう指摘した通り、大谷、ベッツ、フリーマンの存在は、やはり他球団にとっても脅威だろう。記事内では、まず本塁打数、OPSといったスタッツで過去の選手たちと比較しつつも、時代によってさまざまな条件が異なる点から「完璧な統計ではない」と指摘しており、有用な指標のひとつとして「Batting Runs」の調和平均を採用している。
平均的な打者と比較してどれだけ得点に貢献したか、が示される「Batting Runs」は、23年の大谷が+54、ベッツが+55、フリーマンが+56。現代MLBのトップは、00年ジャイアンツの調和平均+54(バリー・ボンズ+62、ジェフ・ケント+58、エリス・バークス+45)だといい、大谷らが昨季の活躍を繰り返せば、調和平均+55でこれを上回る計算だ。
こうしたデータを踏まえ、記事の最後では、「歴史的なトリオになるチャンスがあることは間違いない」と断言。「そうなる予感がする」と期待を寄せていた。
構成●THE DIGEST編集部
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今回、シェーンフィールド記者がこう指摘した通り、大谷、ベッツ、フリーマンの存在は、やはり他球団にとっても脅威だろう。記事内では、まず本塁打数、OPSといったスタッツで過去の選手たちと比較しつつも、時代によってさまざまな条件が異なる点から「完璧な統計ではない」と指摘しており、有用な指標のひとつとして「Batting Runs」の調和平均を採用している。
平均的な打者と比較してどれだけ得点に貢献したか、が示される「Batting Runs」は、23年の大谷が+54、ベッツが+55、フリーマンが+56。現代MLBのトップは、00年ジャイアンツの調和平均+54(バリー・ボンズ+62、ジェフ・ケント+58、エリス・バークス+45)だといい、大谷らが昨季の活躍を繰り返せば、調和平均+55でこれを上回る計算だ。
こうしたデータを踏まえ、記事の最後では、「歴史的なトリオになるチャンスがあることは間違いない」と断言。「そうなる予感がする」と期待を寄せていた。
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