MLB

元エンジェルス監督のマッドン氏が語る“大谷翔平の存在”「どの監督にとっても過去最高の選手」「彼は勝つことがすべてだ」

THE DIGEST編集部

2024.01.10

新天地1年目にどんな活躍を見せるか、その一挙手一投足に世界中が熱い視線を注いでいる。(C)Getty Images

 元指揮官も新天地での活躍を楽しみにしているようだ。

 現地1月8日、2020年から22年シーズン途中までロサンゼルス・エンジェルスの監督を務めていたジョー・マッドン氏は、MLB公式が運営する人気専門チャンネル『MLB Network』に出演。そのなかでロサンゼルス・ドジャース入りが決まった大谷翔平の話題に触れ、「彼はどの監督にとっても過去最高の選手だ」と称賛を送っている。

【PHOTO】10年総額約1015億円でドジャースに移籍!ユニホームを身に纏い入団会見を行った大谷翔平の厳選ショット!
 
 また番組内では、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が可能性を示唆していた今季の外野守備に関して、「右翼手がいいだろう」と私見を吐露。「彼はどのポジションでもプレーできる。3つの外野ポジションすべてをこなせると思う。ただ、私なら彼にとって最も負担が少ないポジションを任せたい」と持論を展開した。

 さらに、「彼は勝つことがすべてだ。契約にもそれが示されている」と続ければ、ドジャースと交わした異例の契約内容についても反応。史上最高額10年7億ドルのうち、今後10年間の年俸が200万ドル(約2億9000万円)、残りの6億8000万ドル(約986億円)を「後払い」にするという形式は、現地でも大きな話題を集めていた。

 ペイロール(球団の総年俸)に柔軟性を持たせるための判断だが、これに関してマッドン氏は、「ドジャースが後払い契約をどのように許可したか、私が聞いているのは、それが彼(大谷)のアイデアだったということだ」と言及。「彼は他と違う男なんだ」と続けており、その特異な存在にあらためて感服している様子だ。

 昨年9月に受けた右肘手術の影響により、今季は野手専任が濃厚な大谷。はたして新天地1年目にどんな活躍が見られるか、その一挙手一投足に世界中が熱い視線を注いでいる。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「それは勘弁してほしい」大谷翔平の"左翼起用プラン"に賛否両論! 世界一奪還の秘策に本人は前向き「レーザービームを見てみたい」

【【関連記事】"ケチで無能"と揶揄されるエンジェルスオーナー、大谷翔平陣営からの提案を拒否していた!「ファンからの批判がさらに強くなる可能性が」とエ軍メディア

【関連記事】「大谷翔平がいなくなり、トラウトも衰退期に入る可能性が」米放送局がエンジェルスに辛辣評価「モレノとミナシアンGMは抜本的な方針転換を」