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「ほとんど修行僧みたい」大谷翔平の”質素すぎる”私生活に米再脚光! 「ドジャースの新スターは野球中心の生活」

THE DIGEST編集部

2024.01.16

MLBに移籍したばかりの大谷の私生活の一部が再脚光を浴びた。(C)Getty Images

MLBに移籍したばかりの大谷の私生活の一部が再脚光を浴びた。(C)Getty Images

 球界スターの修行僧のような生活が再脚光を浴びている。

 メジャー6年目を終えた今オフ、大谷翔平はロサンゼルス・エンジェルスからフリーエージェント(FA)となり、その移籍先に大きな注目が注がれた。結果、最終的に偉才のハートを射抜いたのは同じロサンゼルスを本拠地に置く名門ドジャース。過去11年で10度の地区優勝を誇る常勝軍団は、唯一無二の二刀流戦士と10年総額7億ドル(約1015億円)という超大型契約を結んだのは周知の事実だ。

 名実ともに、いまや米球界を代表するスタープレーヤーとなった大谷にはグラウンド内外で話題が事欠かせない。米スポーツ専門サイト『Sportskeeda』は、大谷がMLBでスーパースターへと駆け上がる前の質素な生活ぶりを振り返っている。

 同メディアはまず、「ショウヘイ・オオタニはMLB史上最高の選手のひとりであるだけでなく、最もユニークな才能の持ち主でもある。この二刀流のスーパースターは、投手としても打者としても超エリートであるため、そのキャリアを通じて頭角を現してきた」と絶賛の言葉を並べ立てている。

 続けて、「オオタニは7億ドルという北米プロスポーツ史上最も高額な契約を結んだとはいえ、決して贅沢な生活を送ってきたわけではない。MLBで活躍する前、彼は可能な限り偉大な野球選手になるという目標だけに集中していた」と指摘する。
 
 全米プロフットボール記者協会の記者賞を3度受賞し、現在はMLB専門サイト『MLB.com』やAP通信記者として幅広く活動しているジェイ・パリス氏の著書『The Amazing Story of Baseball's Two-Way Japanese Superstar(大谷翔平 二刀流の軌跡)』に書かれているエピソードの一部を紹介しながら、「メジャリーグのスカウトは、米国に渡る前のオオタニについて『彼は、ほとんど修行僧みたいな生活をしていた』と話した。ドジャースの新スターは野球を中心に生活しているのだ」と説明。大谷を生粋の野球小僧だと評している。

 ドジャースは今オフ、積極的な大型補強を敢行している。NPB最高右腕の山本由伸の獲得レースを制し、さらにはシアトル・マリナーズから強打者テオスカー・ヘルナンデス外野手、ブルペン陣ではタンパベイ・レイズとの2対2の交換トレードでタイラー・グラスノー投手、マヌエル・マーゴ外野手を獲得した。「オオタニがドジャース入りを決めたことで、他の多くの選手がワールドシリーズ優勝候補に加わることになったのは間違いない」と同メディアは断言。名門が4年ぶりの世界一へ、並々ならぬ意欲を示している。

 昨年9月に右肘の手術をし、メジャー7年目は打者専念となる大谷。新シーズンも、偉才の一挙手一投足から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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