入寮が終わり、オリックスの新人選手たちは早速、舞洲の練習施設で新人合同自主トレを行ない汗を流している。2月から始まる春季キャンプに向けたアピールの場にもなるだけに、オリックスのルーキーにとってはプロに入って最初の関門と言ってもいいだろう。
ドラフト2位の右腕・河内康介は「1年目から一軍のマウンドで投げられるように頑張ります。いずれはエースとして活躍できるようになりたいです。たくさんのファンの皆さんに応援される選手になりたいと思います」と語り、将来はチームのエースになることを思い描いている。
自主トレに突入すると「正直、まだまだ体が出来てないので、戦うっていう体ができてないなっていう風に思います。周りの選手の体がデカくて、すごく自分が小さく見えるので、まだまだ戦えないなっていうのは 正直な気持ちなんですけど」と弱気な一面を見せるが、「齋藤(響介)さんがシーズン最後の方に投げていたのが、すごく印象的で。1年目からチャンスっていうか、1年目から投げさせてもらえるところはモチベーションというか、自分もそのポジションで投げられるようにと思ってやってます」と、改めて1年目からの一軍登板をひとつの目標に掲げている。
自主トレの期間中は主に体づくりをメインに置いている。「体重を増やして、合うか合わないかもまだ分からないですし、まずは体を大きくすることが今は大事かなと思うので、夏までにはしっかり体を仕上げたいと思ってます。ご飯の量は、大きい器に入れて食べて、夜はお風呂に入るんですけど、その後に夜食として、またご飯食べたりっていうのを2杯ぐらい食べているので、少し自分も食事の面で意識が変わったなと思っている」と話し、現在72キロある体重を「77キロ」にすべく、食事も意識をしながらたくさん食べているようだ。
キャッチボールでは同級生からも刺激を受けたようで「東松(快征)くんが左利きで自分とは逆なんですけど、やっぱ球が強いですし、 自分とはタイプが違うのかもしれないですけど、やっぱ球の強さっていうのはすごく感じたので、自分も負けずに頑張りたい」と左腕の高校生、東松の名前を挙げていた。
続けて、「怪我をしたくないので焦らない」という河内は150キロの速球が武器だが「今は思いっきり投げて、マックス150キロ出たんですけど、シーズン長くなると、やっぱりずっと思いっきり投げるっていうことをしていたら、故障してしまうので、ちょっと抜いても150キロ投げられるぐらい、常時150キロっていうのを目指してやりたい」と長いシーズンを念頭に置きながら調整。常に150キロを投げられるピッチングスタイルを確立すべく、練習に励んでいる。
舞洲では昨シーズン、チームの開幕投手を務め、9勝を挙げて新人王に輝いた寮生でもある山下舜平大とも遭遇。「肩幅が自分の比にならないぐらいデカかった。自分も大きくなりたい」と刺激を受けた。志が高い選手なだけに、球団が右腕にかける期待は大きい。いずれは山下とともにチームを牽引する存在になれるよう、課題を一つひとつクリアしていく。
取材・文⚫︎THE DIGEST
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自主トレに突入すると「正直、まだまだ体が出来てないので、戦うっていう体ができてないなっていう風に思います。周りの選手の体がデカくて、すごく自分が小さく見えるので、まだまだ戦えないなっていうのは 正直な気持ちなんですけど」と弱気な一面を見せるが、「齋藤(響介)さんがシーズン最後の方に投げていたのが、すごく印象的で。1年目からチャンスっていうか、1年目から投げさせてもらえるところはモチベーションというか、自分もそのポジションで投げられるようにと思ってやってます」と、改めて1年目からの一軍登板をひとつの目標に掲げている。
自主トレの期間中は主に体づくりをメインに置いている。「体重を増やして、合うか合わないかもまだ分からないですし、まずは体を大きくすることが今は大事かなと思うので、夏までにはしっかり体を仕上げたいと思ってます。ご飯の量は、大きい器に入れて食べて、夜はお風呂に入るんですけど、その後に夜食として、またご飯食べたりっていうのを2杯ぐらい食べているので、少し自分も食事の面で意識が変わったなと思っている」と話し、現在72キロある体重を「77キロ」にすべく、食事も意識をしながらたくさん食べているようだ。
キャッチボールでは同級生からも刺激を受けたようで「東松(快征)くんが左利きで自分とは逆なんですけど、やっぱ球が強いですし、 自分とはタイプが違うのかもしれないですけど、やっぱ球の強さっていうのはすごく感じたので、自分も負けずに頑張りたい」と左腕の高校生、東松の名前を挙げていた。
続けて、「怪我をしたくないので焦らない」という河内は150キロの速球が武器だが「今は思いっきり投げて、マックス150キロ出たんですけど、シーズン長くなると、やっぱりずっと思いっきり投げるっていうことをしていたら、故障してしまうので、ちょっと抜いても150キロ投げられるぐらい、常時150キロっていうのを目指してやりたい」と長いシーズンを念頭に置きながら調整。常に150キロを投げられるピッチングスタイルを確立すべく、練習に励んでいる。
舞洲では昨シーズン、チームの開幕投手を務め、9勝を挙げて新人王に輝いた寮生でもある山下舜平大とも遭遇。「肩幅が自分の比にならないぐらいデカかった。自分も大きくなりたい」と刺激を受けた。志が高い選手なだけに、球団が右腕にかける期待は大きい。いずれは山下とともにチームを牽引する存在になれるよう、課題を一つひとつクリアしていく。
取材・文⚫︎THE DIGEST
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