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MLB

「例外中の例外か」エンジェルスがサイ・ヤング賞2回の剛腕投手と契約?「ジャイアンツが脱落した可能性がある」とエ軍メディア期待

THE DIGEST編集部

2024.03.05

今オフにFAとなり、エンジェルスとの契約が噂されているスネル。2018年と23年にサイ・ヤング賞を受賞している。(C)Getty Images

今オフにFAとなり、エンジェルスとの契約が噂されているスネル。2018年と23年にサイ・ヤング賞を受賞している。(C)Getty Images

 MLBの開幕に向けて全米各地でオープン戦が行なわれているなか、ロサンゼルス・エンジェルスが大物FA投手と契約する可能性がでてきた。チーム専門メディア『Halos Today』が3月4日に報じた。

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 今オフのFA投手の目玉、ブレイク・スネル(前サンディエゴ・パドレス)の去就がついに決着するかもしれない。この左腕を巡っては、さまざまな球団の名前が契約先候補として挙がり、現状ではエンジェルスとサンフランシスコ・ジャイアンツが有力と言われている。

 同メディアは、ジャイアンツのファーハン・ザイディ編成本部長が「若い選手にチャンスを与えるプランを描いている。私が知る限り、オフシーズンは本当に終わった」と語ったと伝えた。これをスネルからの撤退表明だと受け止め、「エンジェルスがスネルと契約する可能性がある」と記事を続けている。
 
 しかし、エンジェルスがスネルと契約するかは不透明だ。というのもスネルは2億ドル(約300億円)規模の大型契約を望んでいると言われており、「こうした高額契約に二の足を踏んできた球団は多く、エンジェルスはより低い条件での契約を辛抱強く待ち続けている。すべてが流動的だ」という状況のようだ。

 エンジェルスはアート・モレノがオーナーに就任して以降、投手に大金を投じてこなかった。それでも同メディアは、「もしエンジェルスがスネルと契約すれば、それは例外中の例外になる」とし、「スネルとの契約は、2014年を最後にプレーオフから遠ざかる低迷から脱するのに役立つ可能性がある」と期待を込めた。

 3月3日に『MLB.com』が予想したエンジェルスの開幕ローテーションは、パトリック・サンドバル、リード・デトマーズ、チェイス・シルセス、タイラー・アンダーソン、グリフィン・キャニングの5投手。ただ、弱点と言われている投手陣、とくに先発陣に大きな補強がなく、このままでは今シーズンも黒星が先行すると見られている。

 はたしてエンジェルスは、サイ・ヤング賞2回の剛腕投手スネルと契約するのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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