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風のせい? 強烈なトップスピン?「なぜフェンスを越えなかったのか!?」 大谷翔平が放った特大フライに米興奮

THE DIGEST編集部

2024.03.14

大谷は第1打席で特大の飛球を放ったが、ホームランにはならず。(C) Getty Images

 韓国出発前に"本塁打目前の大飛球"だ。

 現地3月13日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、米アリゾナ州グレンデールで行なわれたシアトル・マリナーズとのオープン戦に「2番・DH」として先発出場。3打数無安打で4試合ぶりのノーヒットに終わり、前日に続く2試合連発とはならなかったが、初回には、あとわずかで本塁打という大きな弧を描く一打でスタジアムの観客を沸かせた。

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 そんな特大飛球が見られたのは、無死走者なしの第1打席だ。相手の先発右腕ケイシー・ローレンスと対峙すると、球界の至宝は、フルカウントからの6球目をフルスイング。勢いよく飛び出した打球は、あと少しで"3号ソロ"だったが、風に押し戻されて惜しくもライトフライに。その後、第2、3打席はいずれも見逃し三振に倒れている。

 しかし、第1打席で放った一打には、SNS上で反響の声が続々。MLB公式サイトでマリナーズを担当するダニエル・クレイマー記者は、実際の映像を自身のXに共有しつつ、「(右翼手の)ミッチ・ハニガーが風や太陽と戦いながらオオタニの空高く上がった飛球を追いかけ、ライトフェンス手前でリーピングキャッチを披露」と記述した。

 また、ドジャースのニュースを専門的に扱う地元メディア『Dodgers Nation』は、「オオタニの打球がなぜフェンスを越えなかったのか!?」と興奮気味にXを更新。さらに、同メディアのブルース・クンツ記者は、「どうしてオオタニの飛球は届かなかったのか。きっと強烈なトップスピンがかかっていたに違いない」などと分析している。

 なおこの試合は、ドジャースが1対8で完敗。オープン戦8試合で打率.500、OPS1.486と傑出した数字を残している大谷は、現地14日に韓国へと出発予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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