プロ野球

オリックス中川圭太が外野のポジション獲得へ好調アピール!「キャンプからの取り組みが固まりつつある状態」【オリ熱スタイル'24】

THE DIGEST編集部

2024.03.20

昨季は135試合に出場した中川。レギュラー獲得へ好調をキープする。写真:野口航志(D'sStyle)

 リーグ4連覇を目指すオリックス。今シーズンは広島からFAで西川龍馬、新外国人のコーディ・トーマスという外野手が2名加わったことから、外野手のレギュラー争いも激しくなっているが、昨年キャリアハイの135試合に出場し、主にセンターを守りリーグ優勝に貢献した中川圭太が、今年もキャンプから順調な仕上がりを見せている。

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 練習試合、オープン戦と実戦形式の打席でもコンスタントに結果を残しており、西川とともに外野のポジション獲得へ前進し続けている。「まだ手応えはない」という中川だが「キャンプから取り組んできたことが固まりつつある状態」と開幕に向けてここまで順調に来ている感触はあるようだ。この先は「スイングっていうのを弱くならないように、しっかりと強いスイング、 しっかりとしたコンタクトっていうところをもっともっと精度を上げていけるようにやっていきたい」と強いスイングをコンタクし続けることを目標に掲げた。

 また今年は変化した部分もあったそうで「その(昨年)シーズンやった中で、打ち損であったり、もうちょっとこうした方がいいんじゃないかっていうのも気づけた。オフシーズンからずっと『来年はもっと打ちたい』っていうのがあったんで、フォームを変えようかなとは思ってます。大まかには変えてないですけど」と昨シーズン感じた課題をもとに少しフォームを改造したという。これは打撃の「正確性を高める」ためだ。

 これまでもあまり口数が多いほうではなかったが「今年1年というよりかは、もう1日1日しっかりと自分の出せる最高のパフォーマンスができるようにっていうことの積み重ねが、やっぱシーズン終わった後の成績になってくると思うんで、 あんまり先のことは考えてないです」と熱い思いを胸に抱きながら、与えられたポジションで全力プレーをするというスタンスは全く変わらない。チームやファンから中川に求められているのは、今年も攻守ともに安定感なのは言うまでもない。

 どの打順でも対応できる上、試合の終盤にはファーストにも回れる中川の存在は4連覇を目指すチームにとって、今年も大きな存在になりそうだ。

文⚫︎THE DIGEST取材班(D'sStyle)
写真⚫︎野口航志(D'sStyle)

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