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プロ野球

別メニューで調整中のオリックス宇田川優希。現在はノースローも「いい感覚で投げられるようにフォーム作りに力を入れている」【オリ熱スタイル'24】

THE DIGEST編集部

2024.02.17

ここ2シーズン、中継ぎで活躍を見せている宇田川。現在はノースローで調整を続けている。写真:野口航志(D's style)

ここ2シーズン、中継ぎで活躍を見せている宇田川。現在はノースローで調整を続けている。写真:野口航志(D's style)

 宮崎・清武総合運動公園で春季キャンプを行なっているオリックス。4連覇に向けて育成も含めた全選手が厳しい練習に励んでいる。しかし、一昨年、昨年と中継ぎで活躍した宇田川優希は、上半身のコンディション不良により初日から別メニュー。昨年はキャンプ初日に体重が増えていることを中嶋聡監督に指摘されるなど、WBC出場もあって難しい調整だっただけに、今年は「体重には気をつけたい」と話していた。体重は特に変わった印象はないものの、上半身のコンディションに問題があるようだ。

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 別メニューになっている宇田川だが「まず昨年、投球フォームの部分で、わからなくなったりとかあったので。WBCもありましたし、そういう部分でいろいろと狂った部分もあって、今は投げられないんですけど、ウエイトも出来てますし、投げられるようになった時にいい感覚で投げられるようにフォーム作りに力を入れている」とそうで、上半身は肩の調子がまだ万全ではないという。現在は「ノースローなんですけど、肩甲骨を動かす意味で10球ほど投げている」と本人もブルペンで肩甲骨を動かしながらフォームを確認している。

 回復の目処については「いや、まだそのまま宮崎の病院で治療しながらなんで、この前もMRI撮って、どれぐらいで投げられるようになるかっていうのは、まだ決まってはないんですけど、昨年よりは、全然、痛みもだいぶ楽になってる。自分の感覚ではもうじき、キャッチボール出来るかな」と話しており、キャンプ中にはブルペンに入るところまで回復することを期待したい。また好調というウエイトは「下半身は、シーズン中にやってきたのをそのまま今やってて。上半身は、まあ今、肩とかが悪いので、肩に負担をかけないように、後ろの筋肉とかを鍛えている」と今は出来ることを最大限にやろうと、肩を気遣いながら練習に励んでいるという。

 肩の痛みは昨年の7月ぐらいからあったようで「昨年の途中に疲れが出てきて、やっぱりフォームがどんどん崩れてきたので。その疲れない体というか、昨年は1年間通して、一軍で投げ抜くっていうのを目標にしてやってきたんですけど。やっぱもう序盤でダメになっちゃったので、今年はしっかりあの開幕に間に合わせて完走出来ればと思う」と、昨年はWBC球との違いに苦しみ途中で離脱し、肩の違和感なども経験しただけに、今年は1年間ブルペンを守りたい気持ちが強い。
 
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