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MLB

「最悪の悪夢」「大谷翔平の通訳がスキャンダル!」英老舗紙が水原一平氏の“疑惑騒動”を注視! ギャンブル依存症の原因に持論も

THE DIGEST編集部

2024.03.24

大谷(左)の元通訳である水原(右)氏。巨額の違法賭博容疑は海外も注視する事態に発展している。(C)Getty Images

大谷(左)の元通訳である水原(右)氏。巨額の違法賭博容疑は海外も注視する事態に発展している。(C)Getty Images

 球界のスーパースターが巻き込まれた賭博騒動が意外なところで注目を浴びている。

 現地3月22日、MLBはロサンゼルス・ドジャースから解雇された大谷翔平の元通訳である水原一平氏に対して、違法賭博の疑いで調査を開始したとの声明を発表した。「両者の疑惑を報道で知って以降、情報収集に努めてきた」と明かし、今後はMLB調査局(DOI)がこの件に関して正式な捜査を進める。

 事の発端は韓国・ソウルでサンディエゴ・パドレスとの開幕シリーズの期間中に米紙『Los Angels Times』が報じたスクープだった。ロサンゼルス・エンジェルス時代から大谷の通訳だけでなく、彼のキャッチボール相手や身の周りのサポートをし続けた水原氏が違法な賭博行為に及んだ容疑が浮かび上がり、ドジャース球団が即刻解雇を決定した。

 また大谷の代理人弁護士が所属するバーク・ブレトラー法律事務所の広報担当者は「イッペイ・ミズハラが大規模な窃盗に及んだ」と告発。大谷の口座から違法ブックメーカーへ資金が流出している事態を把握し、被害額は少なくとも450万ドル(約6億8000万円)にのぼると言われている。
 
 しかも米スポーツ専門局『ESPN』によると、当初の水原氏は「大谷に借金を肩代わりしてもらった」という発言をしていたが、翌日になってその供述を撤回。同局が「噓をついたのか?」と問いただすと、「そうだ」と虚偽の発言であったことを認めた。

 世間を騒然とさせた一大スキャンダルの余波は、まだ止まらない。23日には水原氏が卒業したとされる大学について疑念を抱いた米大手ネットワーク局『NBC』が学校を取材したところ、大学広報が「在籍した記録がない」という衝撃の返答をし、同氏の”学歴詐称問題”が浮上。次々と新たな疑惑が噴出した。
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