3月29日、神宮で行なわれたヤクルト対中日との開幕戦で、一塁手・中田翔(中日)と一走・中村悠平(ヤクルト)が接触するハプニングが起きた。
2-2の同点で6回を迎えたヤクルトは、1死から満塁のチャンスをつくった。だが、代打・川端慎吾が一ゴロを放つと、一塁手の中田が捕球したものの、ランナーの中村と接触。その間に三塁ランナーがホームに還るも、中田はホームに返球出来ず。やむを得ず一塁に送球したものの、川端が全力で一塁を駆け抜けたためセーフとなった。
すぐに審判団はマウンドに集まり協議。その後、場内アナウンスで「球審の有隅です。ただ今の協議の結果、中村選手を守備妨害でアウトにし、2アウト満塁で試合を再開いたします」と説明がなされた。
守備妨害のため得点は認められず、ランナーが戻る形となったジャッジに『DAZN』で解説を務めた真中満さんは「こういうケースもあるんですね。ランナーが戻るんですね。戻って中村だけいなくなるんですね。ちょっと僕もこのケースはあまり見たことがないので、ちょっとなんとも言えない」と戸惑いを見せていた。
試合は、8回裏に一挙5得点の猛攻をみせたヤクルトが7対4で勝利を収めた。
構成●THE DIGEST編集部
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