3月30日、横浜スタジアムでDeNA対広島が行なわれた。DeNAのドラ1ルーキー・度会隆輝は第1打席に頭部付近に死球を受けたものの、アクシデントをものともせず第3打席には2試合連続アーチを放った。
広島は森下暢仁が先発を予定していたが、右肘の張りを訴えたため登板を回避。急きょ先発マウンドを託されたのは、2021年ドラフト1位の3年目左腕・黒原拓未だった。
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前日の開幕戦でプロ初ホームランを記録した「1番」の度会に黒原は強く警戒していたのか、力み過ぎたようだ。カウント1-1から投じた3球目の速球が抜けてしまい、度会の頭部付近を直撃。勢いでヘルメットは吹っ飛び、度会はその場に倒れ込んだ。
審判団は協議の末、危険球と判断。新井貴浩監督に任されたはずの"代役"は、僅か3球で危険球退場を主審から宣告され、マウンドを降りることになった。
度会はその後、自分の足でベンチ裏へ下がって治療。再びグラウンドに姿を現すと、スタンドから盛大な拍手と声援が送られた。するとファンの心配をよそに、期待のルーキーは、直後にプロ初盗塁となる二盗に成功。先制点となるホームを踏み、球場を大いに盛り上げた。
さらに2回の第2打席には鮮やかに左前に運ぶと、4回無死一塁では3番手右腕・大道温貴の外角速球を右翼スタンドに突き刺し、完全復帰を猛アピール。
6回にも21歳の元気印のバットから二塁打が飛び出すと、8回には中安打を記録。4打数4安打、1本塁打2打点の猛打賞で、ルーキーとして指揮官の期待に応えた。
なお9回に相手が意地を見せたこともあり完封を逃すも、DeNAの先発・平良拳太郎が9回2アウトまで無失点の好投。度会の活躍が噛み合い、DeNAが14安打の猛攻で6対1と大勝を飾った。
構成●THE DIGEST編集部
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広島は森下暢仁が先発を予定していたが、右肘の張りを訴えたため登板を回避。急きょ先発マウンドを託されたのは、2021年ドラフト1位の3年目左腕・黒原拓未だった。
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前日の開幕戦でプロ初ホームランを記録した「1番」の度会に黒原は強く警戒していたのか、力み過ぎたようだ。カウント1-1から投じた3球目の速球が抜けてしまい、度会の頭部付近を直撃。勢いでヘルメットは吹っ飛び、度会はその場に倒れ込んだ。
審判団は協議の末、危険球と判断。新井貴浩監督に任されたはずの"代役"は、僅か3球で危険球退場を主審から宣告され、マウンドを降りることになった。
度会はその後、自分の足でベンチ裏へ下がって治療。再びグラウンドに姿を現すと、スタンドから盛大な拍手と声援が送られた。するとファンの心配をよそに、期待のルーキーは、直後にプロ初盗塁となる二盗に成功。先制点となるホームを踏み、球場を大いに盛り上げた。
さらに2回の第2打席には鮮やかに左前に運ぶと、4回無死一塁では3番手右腕・大道温貴の外角速球を右翼スタンドに突き刺し、完全復帰を猛アピール。
6回にも21歳の元気印のバットから二塁打が飛び出すと、8回には中安打を記録。4打数4安打、1本塁打2打点の猛打賞で、ルーキーとして指揮官の期待に応えた。
なお9回に相手が意地を見せたこともあり完封を逃すも、DeNAの先発・平良拳太郎が9回2アウトまで無失点の好投。度会の活躍が噛み合い、DeNAが14安打の猛攻で6対1と大勝を飾った。
構成●THE DIGEST編集部
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