22年ぶり3度目のセンバツ制覇か、群馬県勢初の頂点を掴むのか――。
3月31日、甲子園球場で行なわれている「第96回選抜高校野球大会」はついに決勝を迎える。対戦カードは、2年連続の決勝進出を果たした報徳学園(兵庫)と、初のセンバツ優勝を狙う健大高崎(群馬)の顔合わせとなった。
報徳学園は準決勝で、間木歩(3年)が117球の熱投で8回2/3を2失点。最後は9回2死二、三塁のピンチを招き、もうひとりのエース・今朝丸裕喜(3年)にマウンドを託すと、プロ注目右腕が盟友の想いを受け継ぎ、後続を打ち取りゲームセット。4対2で中央学院(千葉)を下した。
一方の健大高崎は、石川県の星稜に5対4で逆転勝ちを果たした。終盤までリードを許していたが、7回に試合を振り出しに戻すと、3番の高山裕次郎と4番の箱山遥人が2者連続タイムリー。3年生コンビの活躍で、この試合初めて勝ち越しに成功した。
だが星稜も粘り1点差まで詰め寄るが、8回から2人目としてマウンドに上がった佐藤龍月(2年)が2イニングをノーヒットに抑え、健大高崎が春夏通じて初めて決勝に駒を進めた。
強者を退け、ファイナルという大舞台に進むに相応しい両チーム。奇しくも昨年のセンバツ1回戦の”再戦”となり、当時は報徳学園が7-2で健大高崎を破っているが、その報徳学園もまた決勝では山梨学院の前に涙を飲んだ。決勝戦のカードが決定すると、SNS上では両校のOB、そして高校野球ファンを中心にコメント欄は大いに盛り上がった。
「決勝戦のリベンジに燃える報徳学園。去年春ぶりの報徳にリベンジを燃やす健大高崎」
「トーナメントを戦う経験値がある分、報徳学園がわずかに有利か?」
「日曜だし、報徳は地元だし絶対に盛り上がるね!」
「健大高崎はアウェーになりそうだけど、雰囲気に飲み込まれないことやな」
「高崎は69年ぶりのセンバツ決勝かぁ~これは気合が入るわ」
約2週間に及んだ春のドラマは、いよいよクライマックス。紫紺の大優勝旗を手にするのは、果たしてどちらか。プレーボールは31日の12時30分を予定している。
構成●THE DIGEST編集部
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報徳学園は準決勝で、間木歩(3年)が117球の熱投で8回2/3を2失点。最後は9回2死二、三塁のピンチを招き、もうひとりのエース・今朝丸裕喜(3年)にマウンドを託すと、プロ注目右腕が盟友の想いを受け継ぎ、後続を打ち取りゲームセット。4対2で中央学院(千葉)を下した。
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だが星稜も粘り1点差まで詰め寄るが、8回から2人目としてマウンドに上がった佐藤龍月(2年)が2イニングをノーヒットに抑え、健大高崎が春夏通じて初めて決勝に駒を進めた。
強者を退け、ファイナルという大舞台に進むに相応しい両チーム。奇しくも昨年のセンバツ1回戦の”再戦”となり、当時は報徳学園が7-2で健大高崎を破っているが、その報徳学園もまた決勝では山梨学院の前に涙を飲んだ。決勝戦のカードが決定すると、SNS上では両校のOB、そして高校野球ファンを中心にコメント欄は大いに盛り上がった。
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「トーナメントを戦う経験値がある分、報徳学園がわずかに有利か?」
「日曜だし、報徳は地元だし絶対に盛り上がるね!」
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「高崎は69年ぶりのセンバツ決勝かぁ~これは気合が入るわ」
約2週間に及んだ春のドラマは、いよいよクライマックス。紫紺の大優勝旗を手にするのは、果たしてどちらか。プレーボールは31日の12時30分を予定している。
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