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「本物だ。すでにナ・リーグ最高投手のひとり」山本由伸の好投を米メディア称賛!「雨天中断がなければ、もう少し投げられた。それほど圧倒的だった」

THE DIGEST編集部

2024.03.31

本拠地初登板の山本は5回無失点と好投。しかしドジャースはリリーフ陣が失点して敗れた。(C)Getty Images

 現地3月30日のセントルイス・カーディナルス戦で、本拠地初登板を果たしたロサンゼルス・ドジャースの山本由伸に大きなスポットライトが当たっている。山本は5回・68球を投げて、被安打2、奪三振5、四死球0の無失点。勝ち投手の権利を持ったまま降板したが、リリーフ陣が失点を重ねて逆転負け。山本の好投が報われなかった。

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 それでも米メディア『FanSided』は、山本の投球に注目。「山本はオープン戦で失点を続けて大失敗と思われた。低調な状況は1回で5失点だったサンディエゴ・パドレス戦でも見られたが、しかしドジャー・スタジアムでの初先発で好投した」と称えた。

「カーディナルスには、ポール・ゴールドシュミット、ノーラン・アレナード、ノーラン・ゴーマンのような好打者が何人もいる。しかし、山本は5回を投げてわずか2安打に抑えた。4回終了後に約35分の雨天中断があったが、5回を68球で投げ終えた。もし雨天中断がなければ、もう少し投げられたかもしれない。それほど彼の投球は、とにかく圧倒的だった」
 
 ドジャースは3番手のジョー・ケリーが5失点。無死二塁から始まる延長10回にも失点してしまい、5ー6でカーディナルスに敗戦。山本の好投が勝利につながらなかったが、同メディアは、「山本は本物だ。すでにナ・リーグ最高投手のひとりかもしれない」と、MLB1年目の右腕を称賛した。

 山本の次の登板は現地4月5日、敵地のリグリー・フィールドで行なわれるシカゴ・カブス戦の予定となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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