ヤンキースが最高のスタートを切った。敵地ヒューストンでの開幕4連戦で、過去7年連続でリーグ優勝決定シリーズまで進出している強豪アストロズ相手に何とスウィープに成功したのだ。
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しかも、勝ち方がいい。最初の3試合はいずれも先制を許しながらも終盤に打線が奮起して逆転勝ち。31日(現地)のシリーズ最終戦では、
3対3で迎えた9回に、新加入のフアン・ソトが昨季までチームメイトだった球界最強守護神ジョシュ・ヘイダーから値千金の勝ち越しタイムリー。その裏、一打逆転サヨナラ負けのピンチを招くも、これまた新加入の三塁のジョン・バーティ、レフトのアレックス・バーデューゴの2人が美技を披露して勝利をもたらした。
開幕4連勝の最大の立役者は言うまでもなくソトだ。25歳の若さですでに4度もシルバースラッガーを受賞している天才スラッガーは、4試合で17打数9安打、1本塁打、4打点と爆発。第3戦、第4戦では決勝打を放つなどインパクトも絶大で、選手たちは口々に「ソト効果」を口にするほど。アーロン・ブーン監督は打席での粘り強さにも言及しながら「彼は我々の理想像を体現している」とまで称賛する。 昨季のヤンキースは故障者が相次き、開幕から低調な戦いに終始。1992年以来初めての負け越しは何とか免れたものの、82勝80敗で地区4位と、MLB屈指の名門球団としては到底受け入れがたい結果に終わった。リベンジを期してオフにソトを獲得したものの、昨季サイ・ヤング賞を受賞したエースのゲリット・コールが故障で出遅れるなど、今季も「希望」よりは「不安」の要素が多い中でシーズン開幕を迎えた。
それだけに、強豪アストロズ相手のスウィープは大きい。開幕4連勝は2003年以来。その年、チームはワールドシリーズまで駒を進めている。今季こそ本当に“帝国の逆襲”なるか。ニューヨークのファンの期待は着実に高まっている。
構成●SLUGGER編集部
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