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「やっぱり彼も人間だった」大谷翔平が叩き込んだ待望の“今季第1号”に韓国メディアが即反応!「格が違う」「精神的な苦境を乗り越えた」

THE DIGEST編集部

2024.04.05

お待たせの今季第1号を放つ大谷。日米のファンに歓喜と安堵をもたらした。(C)Getty Images

 現地4月3日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地ドジャースタジアムでサンフランシスコ・ジャイアンツと対戦し、5対4で競り勝った。2番・DHで先発出場した大谷翔平は4打数2安打1打点の活躍。第4打席では待望の今季第1号ホームランをマークした。開幕9試合目にして、実に41打席目での初アーチである。
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 7回裏、2死ランナーなしの場面だ。大谷は相手左腕ロジャースがカウント1-3から投じたシンカーをジャストミートすると、打球は一直線に右中間スタンドへ飛び込んだ。打球速度105.6マイル(約170キロ)、距離430フィート(約131メートル)という鮮烈弾だった。

 日米のファンやメディアが熱狂するなか、韓国のメディアも大々的に大谷の今季第1号を報じた。対戦相手のジャイアンツには韓国屈指の人気者であるイ・ジョンフが在籍しており、注目度の高い一戦だったが、そもそも国内での大谷への関心がすこぶる高いうえに、先の韓国シリーズでの大フィーバーが人気に拍車をかけた。

 韓国メディア『SPOTV News』は、「かなり長い間打っていないなっていう感覚だった」「まず一本出て安心してるっていうのが率直なところです」「メンタルを含めて技術だと思っています」など、試合後の大谷のコメントを余すところなく紹介。そのうえで、「なかなか最初のホームランが出ずにナーバスになっていた。やっぱり彼もまた人間だったのだ」と評し、「親友である水原一平通訳が裏切り、違法賭博問題に巻き込まれたが、そんな精神的な苦境を乗り越えての一発となった」と論じている。
 
 そのうえで同メディアは「大谷はようやく大きな荷物をひとつ下ろした。ここから一気に爆発するのだろうか」と記し、「今回のホームランであらためて確認させられたのはその打球の凄まじさであり、大谷という野球選手の格の違いである。好調なドジャース打線のなかでいよいよ本領を発揮しそうな気配だ」と予測した。

 4連勝のドジャースは9試合を終えて7勝2敗。ナ・リーグ西地区の首位をキープし、2位アリゾナ・ダイヤモンドバックスに2.0ゲーム差をつけている。ここまでの大谷は通算37打数10安打4打点1本塁打1盗塁で、打率.270、OPS.749という成績だ。

構成●THE DIGEST編集部

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