4月12日にベルーナドームで西武対ソフトバンクの試合が行なわれている。オフに西武から国内FA権を行使し、ソフトバンクに移籍した山川穂高はブーイングを浴びた第1打席は、空振り三振に倒れた。
昨年5月に自身のスキャンダルで無期限の公式戦出場停止処分が科されたなか、FAで移籍をした山川。対するは、昨季まで同僚だった右腕の今井達也だ。
1回2死二塁の好機で第1打席を迎えると、大きなブーイングが巻き起こった。今井がストライクをとる度に、場内には拍手と歓声が響き渡った。主砲の一発を警戒しすぎたのか、今井は2球目で暴投。二走・周東佑京に三塁へと走られた。
それでも気持ちを切り替えて、バッターに集中した今井。ボールカウント2-2とした5球目、スライダーを投じた。山川のバットは宙を斬り空振り三振。これには「いいぞ、いいぞ今井!」と西武ファンは大盛り上がりを見せた。
試合は2回を終わって0対0のままだ。
構成●THE DIGEST編集部
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