専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「水原一平容疑者はスポーツ界から“永久追放”の可能性も」米敏腕記者が示唆。一方、大谷翔平の“罪”は「友人の趣味が悪かったことと…」

THE DIGEST編集部

2024.04.15

有罪となれば最高で禁錮30年が科される可能性がある水原容疑者。スポーツ界からの永久追放もありえるという。(C)AP/AFLO

有罪となれば最高で禁錮30年が科される可能性がある水原容疑者。スポーツ界からの永久追放もありえるという。(C)AP/AFLO

 大谷翔平の銀行口座に不正アクセスし、1600万ドル(約24億5000万円)以上を搾取したとして銀行詐欺容疑で訴追された元通訳の水原一平容疑者が現地4月12日、ロサンゼルスの連邦地裁に出廷。2万5000ドル(約383万円)の保釈金を支払って保釈が認められた。

【PHOTO】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け!

 保釈に際して水原容疑者は、大谷との接触禁止、あらゆる賭博の禁止、ギャンブル依存症の更生プログラムへの参加、パスポートの返納、さらに許可なくカリフォルニア州の特定地区の外に出ることを禁じられた。

 また、代理人のマイケル・フリードマン氏が声明を発表。「ミズハラ氏は今後も法的な手続きへの協力を惜しまず、一日も早く本件が解決することを望んでいる」とし、「彼はオオタニ氏、ドジャース、MLB、彼の家族に謝罪したいと望んでいる。ギャンブル依存の治療も受ける」とコメントした。
 
 そんななか、米紙『USA Today』の敏腕記者、ボブ・ナイチンゲール氏が“水原スキャンダル”に言及。大谷については、「連邦政府の調査終了後、MLBはオオタニから話を聞いたうえで潔白を認める見込みだ。オオタニの“罪”は、友人の趣味が悪かったことと、金銭感覚が甘かったことだけのようだ」と記載。さらに水原容疑者は「スポーツ界から“永久追放”される可能性がある」と綴った。

 検察によると、水原容疑者は2021年11月から24年1月にかけて、大谷の銀行口座から無断で違法なブックメーカーに複数回にわたって送金していた。有罪となれば最高で禁錮30年が科される可能性があるという。今回の法廷で罪状認否は行なわれず、次回の5月9日に実施される予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「借金を肩代わりしたことにしてもらえないか?」大谷翔平が水原一平容疑者による“衝撃の嘆願”を拒絶! 最後の対話での新事実を米報道

【関連記事】「ワールドクラスの嘘つきだ」水原一平容疑者が示した“教科書通りのギャンブル依存症”を米識者が糾弾!「自虐的で主流ではないスポーツにまで手を出した」

【関連記事】「こんな絵悲しすぎる…」水原一平容疑者が足錠で拘束された“生々しい法廷画”に衝撃! 条件付きで保釈され、罪状認否は1か月後に実施か

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号