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横浜の空高く… DeNA筒香嘉智がハマスタに帰還「応援歌を聞いた時の高ぶる気持ちというのは前と変わってない」

どら増田

2024.04.19

DeNAに復帰した筒香と三浦監督がガッチリと固い握手を交わす。(C) Getty Images

DeNAに復帰した筒香と三浦監督がガッチリと固い握手を交わす。(C) Getty Images

 横浜DeNAベイスターズに筒香嘉智が5年ぶりに帰って来る。2019年のシーズン終了後、ポスティングシステムを使って米メジャーリーグに挑戦。タンパベイ・レイズに移籍すると、2021年にはシーズン序盤にロサンゼルス・ドジャースにトレードで移籍。負傷者リスト入りを経て同年にFAでピッツバーグ・パイレーツと契約した。そこからは不振が続いたこともあり、マイナー契約を繰り返して、今年サンフランシスコ・ジャイアンツから自由契約になったところで、かねてから筒香を調査していた日本の複数球団が交渉に入り、古巣のDeNAが筒香の心を射止めた。

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 筒香は「交渉は代理人に任せていたが、最後は誰にも相談せずに自分で決めました。南場ママに言われた言葉が大きかった」と南場智子オーナーからかけられた言葉が最後の決め手になったと明かしている。その内容については「それはちょっと僕の中で非常に大切な言葉でしたので、 僕の心の中にとどめさせていただけたらなと思います」と触れなかったが、この発言を聞いたファンの間からは、南場ママ(ファンもそのように呼んでいる)を称賛する声が多く見られた。

 筒香がいない間にDeNAの4番には4年目の牧秀悟がチームの顔として座っている。牧とは一緒にプレーしたことがないだけに、それだけを取ってもこの5年間でチームの雰囲気は少し変わったのも事実だ。牧については「なかなかやっぱり映像を見る機会はなかなかったので、牧選手は本当に素晴らしい選手というのは もちろん認識してますけど、今ここで曖昧なことはちょっと言えないですかね」と言葉を濁していたが「僕が何か大きなことを、小さなこともそうですけど、できるとは思ってないです。まずは僕自身、何度も言いますが、ポジション1つをプレーヤーとして取りに行くという、それだけです」とシーズン途中からチームに加わることに対する難しさをメジャーで味わって来ただけに、若い選手たちに今は負けたくないという気持ちの方が上回っているようだ。
 
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