現地４月21日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でニューヨーク・メッツと対戦。２番・DH（指名打者）で先発出場した大谷翔平に待望の一発が飛び出したのは第２打席だった。
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　３回１死一塁、相手右腕エイドリアン・ハウザーのスライダーを完璧にジャストミート。打った瞬間にそれと分かる８試合ぶりの５号２ランは、打球速度110マイル（約177キロ）、飛距離423フィート（約128.9メートル）を計測した。MLBでの通算176号弾となり、ついに松井秀喜氏を抜いて日本選手単独最多記録を更新したのだ。
  　日米のファンもメディアも熱狂するなか、MLB公式もＸ（旧ツイッター）上で興奮。大谷が打球を見送って確信歩きする姿を捉え、後方で地元大観衆が一斉に立ち上がる様子を収めた一枚を掲載し、「さすが、さすがだ！　ショウヘイ・オオタニの歴史」と題した。さらにMLB公式でデータ解析を担当するサラ・ラングス記者も「この写真を見てよ」と感動とともにリポストしている。

　試合は投打の歯車が噛み合ったドジャースが10対０で圧勝を収め、連敗を３で止めた。

構成●THE DIGEST編集部

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