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「よーく見てほしいんだ!」大谷翔平の歴史的176号が生んだ“がっくりする捕手”の場面に米代表監督も大注目!「160メートル飛ばしたからね」

THE DIGEST編集部

2024.04.24

歴史的176号のホームを踏む大谷(右)。この瞬間もニド捕手(左)はまだうつむき加減で…。(C)Getty Images

 現地4月21日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でニューヨーク・メッツと対戦。10対0の圧勝を収めて連敗を3で止めた。2番・DH(指名打者)で先発出場した大谷翔平は3回1死一塁で迎えた第2打席で、豪快な5号2ランを叩き込んだ。これがMLBでの通算176号弾となり、松井秀喜氏を抜いて日本選手単独最多記録を更新した。
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 相手右腕エイドリアン・ハウザーのスライダーを完璧にジャストミート。打った瞬間にそれと分かる8試合ぶりの一撃は、打球速度110マイル(約177キロ)、飛距離423フィート(約128.9メートル)を計測した。

 米専門局『MLB Network』で大谷コーナーの解説を務めたのがマーク・デローサ氏だ。昨年3月に開催されたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でアメリカ代表を率いた人物は、あらためて今季大谷が放った5発のホームランを丁寧にプレイバック。ゴジラ松井氏との比較データなどにも言及した。

 そして迎えた歴史的176号の場面だ。デローサ氏は少し吹き出しながら、「よーく見てほしいんだ。少し戻ってくれる? トーマス・ニドのリアクションを見てもらいたい」とコメント。大谷がインパクト瞬間、後方に構えるメッツのニド捕手ががっくりしてうつむく姿に注目したのである。
 
 デローサ氏はスロー再生を観ながら「まさにボールを打つ瞬間だ。ここ、です。準備はいい? ガーン、と下を向いちゃっている。まるで(球審に)『次の球をもらえる?』とでも言いたげな感じだ」と話してスタジオの笑いを誘い、「まあ、520フィート(約158メートル)も飛ばされちゃってるんでね」とかなりの誇張ジョークも。さらにもう一度再生させて「この男のリアクションだ」と念を押し、大谷が与えた衝撃の大きさを伝えた。

 開幕から全24試合に出場している大谷はここまで、打率.368、13打点、5本塁打、5盗塁と奮迅のパフォーマンスを披露。打率、安打数(35)、二塁打数(11)、塁打数(63)の打撃4部門で両リーグトップの数字を叩き出している。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】「よーく見てほしい!」デローサ氏が大谷翔平の本塁打を解説→がっくり捕手に注目した実際の映像
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