『USA Today』の敏腕記者、ボブ・ナイチンゲール氏がシカゴ・カブスの今永昇太を絶賛した。
【動画】レッドソックス戦で4勝目を挙げた今永の好投をチェック!
「オフのFA投手市場。日本のスター選手、ヨシノブ・ヤマモトがここ数十年で最も熾烈な争奪戦を展開した。ブレイク・スネルもジョーダン・モンゴメリーも見出しを飾ったが、しかし、FA投手で最も優れているのは、間違いなくショウタ・イマナガだ」
今永はMLBデビューから、5試合で4勝をマークしている。「4勝0敗、防御率0.98、27回と2/3を投げて28奪三振。被打率は.181と驚異的な成績を収めている。MLBキャリア最初の5試合で、防御率1.00未満、4勝以上を挙げた投手は1945年のデーブ・フェリス以来79年ぶりだ」と、優れた数字を示した。
さらに、今永の契約内容にも言及した。「カブスにとっては“窃盗レベル”の契約だ。4年間で総額5300万ドル(約80億円)だが、今年はわずか1000万ドル(約15億円)、2025年は1300万ドル(約20億円)を支払うだけなのだ」と、活躍の割には低年俸だと指摘している。
今永には25年シーズン終了後にオプトアウト(契約破棄)の権利があり、一方のカブスは25年以降に3年5700万ドル(約86億円)で契約を延長する権利を持っているという。そうなれば、26年と27年は2000万ドル(約30億円)、28年には年俸が1700万ドル(約26億円)になるようだ。
またナイチンゲール記者は、今永の獲得から手を引いた球団名を公開。「最終候補に残っていたのは、ピッツバーグ・パイレーツ、ミルウォーキー・ブルワーズ、ボストン・レッドソックスだ。『Boston Globe』紙によるとレッドソックスは当初、2年2600万ドル(約39億円)のオファーを送って断られた。その後にカブスと同条件で契約ができる立場にあったが、それを辞退したという」と、移籍市場の舞台裏を明かした。
「これら3球団に加え、関心を持っていたより多くの球団幹部はいま、自らの判断を後悔しているだろうか?」と記して記事を締めた。今永が叩き出している驚異的な好成績は、米国で大きな驚きを持って伝えられている。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「獲得には失敗したけれど、最高の出来事だった」大谷翔平はブルージェイズのファンを魅了したとド軍メディア
【動画】レッドソックス戦で4勝目を挙げた今永の好投をチェック!
「オフのFA投手市場。日本のスター選手、ヨシノブ・ヤマモトがここ数十年で最も熾烈な争奪戦を展開した。ブレイク・スネルもジョーダン・モンゴメリーも見出しを飾ったが、しかし、FA投手で最も優れているのは、間違いなくショウタ・イマナガだ」
今永はMLBデビューから、5試合で4勝をマークしている。「4勝0敗、防御率0.98、27回と2/3を投げて28奪三振。被打率は.181と驚異的な成績を収めている。MLBキャリア最初の5試合で、防御率1.00未満、4勝以上を挙げた投手は1945年のデーブ・フェリス以来79年ぶりだ」と、優れた数字を示した。
さらに、今永の契約内容にも言及した。「カブスにとっては“窃盗レベル”の契約だ。4年間で総額5300万ドル(約80億円)だが、今年はわずか1000万ドル(約15億円)、2025年は1300万ドル(約20億円)を支払うだけなのだ」と、活躍の割には低年俸だと指摘している。
今永には25年シーズン終了後にオプトアウト(契約破棄)の権利があり、一方のカブスは25年以降に3年5700万ドル(約86億円)で契約を延長する権利を持っているという。そうなれば、26年と27年は2000万ドル(約30億円)、28年には年俸が1700万ドル(約26億円)になるようだ。
またナイチンゲール記者は、今永の獲得から手を引いた球団名を公開。「最終候補に残っていたのは、ピッツバーグ・パイレーツ、ミルウォーキー・ブルワーズ、ボストン・レッドソックスだ。『Boston Globe』紙によるとレッドソックスは当初、2年2600万ドル(約39億円)のオファーを送って断られた。その後にカブスと同条件で契約ができる立場にあったが、それを辞退したという」と、移籍市場の舞台裏を明かした。
「これら3球団に加え、関心を持っていたより多くの球団幹部はいま、自らの判断を後悔しているだろうか?」と記して記事を締めた。今永が叩き出している驚異的な好成績は、米国で大きな驚きを持って伝えられている。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「獲得には失敗したけれど、最高の出来事だった」大谷翔平はブルージェイズのファンを魅了したとド軍メディア
関連記事
- 「今永昇太の反応は完璧で芸術的だった」被弾後のリアクションに米メディア注目「ミスではなかったと理解しているはず」
- 「今永はいつオプトアウトできるんだ?」カブスと争奪戦を繰り広げたレッドソックス記者も認めた“投げる哲学者”の実力<SLUGGER>
- 「今永昇太は別次元にいる!」リーグトップ無傷4勝&防御率0.98の無双に賛辞止まず! 一方、敵地は昨オフ”争奪戦失敗”を大後悔
- カブス今永昇太がメジャー111年間で史上6人目の快挙! デビューから5戦先発で”防御率0点台”に米脚光!
- 「シカゴはダイヤモンドを見つけたかもしれない」カブス・今永昇太への絶賛が止まず!「“哲学者”はファンにピッチングに関するマスタークラスを提供」と米メディア