日本が世界に誇るスーパースターの勢いが止まらない。
現地5月6日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が本拠地でのマイアミ・マーリンズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場。初回に3試合連続となる11号2ランを放つなど、3打数2安打2打点の活躍でチームは5連勝。直近14試合で12勝2敗と、自慢の強力打線がエグい破壊力を見せつけ、2位サンディエゴ・パドレスとのゲーム差を5.5につけ首位を快走。早くもナ・リーグ西地区を独走している。
前日のアトランタ・ブレーブス戦では今季初の1試合2ホーマーをかっ飛ばした大谷。この日もドジャー・スタジアムに快音を響かせた。
2点ビハインドの初回無死一塁で、大谷は外角高めにきた96.1マイル(約154.6キロ)のストレートをセンターに打ち返すと、打球はぐんぐん伸びてバックスクリーンの奥深くまで着弾。3戦連発の同点2ランに球場は大興奮し、背番号17に大きな声援が飛んだ。このあと、3番フレディ・フリーマンにも一発が出て2者連続ホームランでドジャースが一気に3対2と逆転に成功した。
試合はその後、3回まで両チーム合わせて5本のアーチが飛び出す派手な展開になるも、4回以降は無失点。浮き沈みが激しいゲームはドジャースが6対3で制した。
チームの5連勝に大きく貢献した大谷。同日にはMLBから週間最優秀選手(MVP)が発表され、21打数11安打で打率.524、3本塁打、7打点を記録(4月29日~5月5日まで)した偉才が通算8度目、ナ・リーグ移籍後では初めて受賞した。
飛ぶ鳥を落とす勢いの日本人スラッガーに稀代の"大谷翔平マニア"も喝采を送っている。米放送局『Fox Sports』の著名アナリストであるベン・バーランダー氏は自身のX(旧ツイッター)に大谷の11号2ランの瞬間を添えると、「ショウヘイ・オオタニは球界最高のバッターだ!」と書き記し、その打棒を称賛。早くも史上2人目となる両リーグでのMVPに日本人スターを推薦した。
また、同局の公式SNSもすぐさま反応を示しており「ショウヘイ・オオタニが3試合連続の4本目となる飛距離441フィート(約134.4メートル)の本塁打を放った」と熱く報告した。
現在のペースで打ち続ければ、シーズン48本となる大谷。日本人として史上初めてホームランキングに輝いた去年の44本塁打を超える驚異のハイペースで量産しており、MVPに推す声があってもおかしくはない。ちなみに、過去に両リーグでMVPに輝いたのはフランク・ロビンソン(1961年レッズ、66年オリオールズ)のみで、長いメジャーの歴史の中でもたったひとりしか達成していない大偉業だ。
ア・リーグで2度(2021、23年)のMVPを獲得した大谷は好敵手ぞろいのナ・リーグでも快挙を果たすのか。期待は大きく膨らむばかりだ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】「バカげている」ド軍公式SNSも脱帽!大谷翔平が3試合連続ホームラン
現地5月6日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が本拠地でのマイアミ・マーリンズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場。初回に3試合連続となる11号2ランを放つなど、3打数2安打2打点の活躍でチームは5連勝。直近14試合で12勝2敗と、自慢の強力打線がエグい破壊力を見せつけ、2位サンディエゴ・パドレスとのゲーム差を5.5につけ首位を快走。早くもナ・リーグ西地区を独走している。
前日のアトランタ・ブレーブス戦では今季初の1試合2ホーマーをかっ飛ばした大谷。この日もドジャー・スタジアムに快音を響かせた。
2点ビハインドの初回無死一塁で、大谷は外角高めにきた96.1マイル(約154.6キロ)のストレートをセンターに打ち返すと、打球はぐんぐん伸びてバックスクリーンの奥深くまで着弾。3戦連発の同点2ランに球場は大興奮し、背番号17に大きな声援が飛んだ。このあと、3番フレディ・フリーマンにも一発が出て2者連続ホームランでドジャースが一気に3対2と逆転に成功した。
試合はその後、3回まで両チーム合わせて5本のアーチが飛び出す派手な展開になるも、4回以降は無失点。浮き沈みが激しいゲームはドジャースが6対3で制した。
チームの5連勝に大きく貢献した大谷。同日にはMLBから週間最優秀選手(MVP)が発表され、21打数11安打で打率.524、3本塁打、7打点を記録(4月29日~5月5日まで)した偉才が通算8度目、ナ・リーグ移籍後では初めて受賞した。
飛ぶ鳥を落とす勢いの日本人スラッガーに稀代の"大谷翔平マニア"も喝采を送っている。米放送局『Fox Sports』の著名アナリストであるベン・バーランダー氏は自身のX(旧ツイッター)に大谷の11号2ランの瞬間を添えると、「ショウヘイ・オオタニは球界最高のバッターだ!」と書き記し、その打棒を称賛。早くも史上2人目となる両リーグでのMVPに日本人スターを推薦した。
また、同局の公式SNSもすぐさま反応を示しており「ショウヘイ・オオタニが3試合連続の4本目となる飛距離441フィート(約134.4メートル)の本塁打を放った」と熱く報告した。
現在のペースで打ち続ければ、シーズン48本となる大谷。日本人として史上初めてホームランキングに輝いた去年の44本塁打を超える驚異のハイペースで量産しており、MVPに推す声があってもおかしくはない。ちなみに、過去に両リーグでMVPに輝いたのはフランク・ロビンソン(1961年レッズ、66年オリオールズ)のみで、長いメジャーの歴史の中でもたったひとりしか達成していない大偉業だ。
ア・リーグで2度(2021、23年)のMVPを獲得した大谷は好敵手ぞろいのナ・リーグでも快挙を果たすのか。期待は大きく膨らむばかりだ。
構成●THE DIGEST編集部
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