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MLB

「日本は野球界の中心にいる」WBC優勝に貢献した侍4人衆がMLBを席巻! 圧巻のパフォーマンスに米記者感服

THE DIGEST編集部

2024.05.08

去年のWBCで日本の優勝に貢献した侍4人衆がMLBを席巻している。左からダルビッシュ、大谷、山本、今永。(C)Getty Images

去年のWBCで日本の優勝に貢献した侍4人衆がMLBを席巻している。左からダルビッシュ、大谷、山本、今永。(C)Getty Images

 侍ジャパンがMLBを席巻している。

 現地5月7日、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸がマイアミ・マーリンズ戦に先発登板。メジャー自己最長となる8回を投げ、5安打5奪三振無四球2失点と好投し、本拠地初白星となる4勝目を飾った。また、同日にはシカゴ・カブスの今永昇太もサンディエゴ・パドレス戦に先発。こちらは勝敗は付かなかったが、7回0/3を投げて7安打8奪三振1四球2失点。防御率は驚異の1.08でメジャートップをキープする快投を続けている。

 一方、3試合連続ホームランと絶好調のドジャース大谷翔平は「2番・指名打者」でスタメン出場するも、2つの四球を含め2打数無安打で7試合ぶりのノーヒット。自身初の4戦連発とはならなかった。とはいえ、打率.365、11本塁打、54安打、OPS1.131は両リーグトップと相変わらず高いスタッツを維持。先日には通算8度目、ナ・リーグ移籍後では初となる週間MVPを受賞するなど、バットは好調だ。

 他の日本人メジャーリーガーも存在感を発揮している。6日のカブス戦にはダルビッシュ有(パドレス)が先発。円熟のピッチングで5回を83球で投げ、わずか3安打。5奪三振無失点で今季2勝目を挙げた。
 
 メジャーの猛者を相手に互角以上に戦う日本人選手の活躍に、目の肥えた米記者も感銘を受けている。

 昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のポッドキャスト番組『WBC Central』のホストを務め、侍ジャパンが14年ぶりの世界一奪還を成し遂げた瞬間を現地で目の当たりにしたショーン・スプレッドリング氏は自身のX(旧ツイッター)に「WBCチャンピオン。日本はいま、野球界の中心にいる」と報告。大谷やダルビッシュだけでなく、山本や今永のようにメジャー1年目からレベルの高いパフォーマンスをフルに発揮している日本人プレーヤーのスキルに脱帽している。

 さらにこの日は、侍ジャパンの切り込み隊長も意地を見せた。本拠地でのニューヨーク・メッツ戦に「2番・右翼」で先発出場したラーズ・ヌートバー(セントルイス・カーディナルス)が3点ビハインドの9回に今季2号ソロホームラン。試合には敗れたが左肋骨の骨折から復帰後、元気な姿を見せている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】侍Jの投手陣が躍動!山本由伸は4勝目&今永昇太は8奪三振の力投で吠える!
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