現地時間５月８日（日本時間９日）、オークランド・アスレティックスのメイソン・ミラーは本拠地で行なわれたテキサス・レンジャーズ戦に３番手として登板。２回32球を投げ、無失点４奪三振の圧巻のピッチングをみせた。
【動画】「異次元だ」アスレティックスの守護神ミラー、最速162キロの豪速球で仕留める“圧巻のピッチング”をチェック！

　この日のミラーは８回レンジャーズの５番・指名打者ヨナ・ハイムをサードゴロで仕留めると、次打者のエバン・カーターをスライダーで見逃し三振とした。その後も無失点投球を続けこの回を締めた。
　
　５点リードで迎えた９回は、レンジャーズの８番トラビス・ジャンコウスキーを持ち前の豪速球で仕留め、続く２打者も直球とスライダーで華麗に抑え、リードを守り切り９対４でアスレティックスがレンジャーズに勝利した。

　この日のミラーの投球にプロスペクト（若手有望株）の情報を専門的に扱う「MLBパイプライン」も公式X（旧ツイッター）を通じて「メイソン・ミラー、12試合連続無失点の好投。このルーキーは今シーズン16と1/3イニングで33奪三振を記録し、100マイル（160キロ）以上の投球を21回も投じている。また防御率を1.10に下げた」と綴り、ミラーの圧巻の投球を高く評価している。
  　またMLB公式もX（旧ツイッター）を更新。この日のミラーのピッチング動画とともに「メイソン・ミラーが２イニングでさらに4三振！ 今季、対戦した60人の打者のうち33人を三振に打ち取っている」と今シーズンの活躍に驚きが隠せない様子だ。

　動画をチェックしたファンからは「異次元だ」「野球界で優れたリリーフ投手のひとり」「今のMLBで見ていて一番楽しい投手」「野球界で最もエグいクローザー」「バッターはどうしたらいいんだ…」「今までで１番好きなピッチャーかもしれない」「不公平だ」「信じられない」といった驚きと称賛の声が寄せられている。

　なお、ここまでミラーは13試合に登板し、防御率1.10、８セーブ、33奪三振をマークしている。

構成●THE DIGEST編集部

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