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「古びた球場に祝福の渦が巻き起こった」ピンチを切り抜けた今永昇太をMLB公式がフォーカス「試合中のリアクションが面白かった」

THE DIGEST編集部

2024.05.09

パドレス戦では8回に本塁打を浴びたものの、7回まで好投した今永。チームがサヨナラ勝ちしたため、勝敗はつかなかった。(C)Getty Images

パドレス戦では8回に本塁打を浴びたものの、7回まで好投した今永。チームがサヨナラ勝ちしたため、勝敗はつかなかった。(C)Getty Images

 シカゴ・カブスの今永昇太は現地5月7日、今季7度目の先発登板。本拠地でサンディエゴ・パドレスを迎え撃ったこの日も、7回を投げ抜き無失点と好投した。しかし、メジャー最長となる8イニング目で本塁打を浴びて逆転を許し、マウンドを降りている。
【動画】今永は8回2ラン本塁打を打たれが、7回まで好投を見せた。松井裕樹も登板した現地5月7日のカブス対パドレスのハイライト

 今永は2失点したものの、観る者の心を打った瞬間があった。『MLB.com』が試合翌日(8日)の記事で伝えている。「球界屈指の速球と破壊的なスプリッター、そして他の武器を織り交ぜるタイミングの巧みさで打者を困惑させる。それ以上に、彼の試合中のリアクションが面白かった」と伝えた。

 その場面は、6回の1死一、二塁。初めて2人の走者を背負った今永が、マニー・マチャド、ザンダー・ボガーツという強打者を連続で空振り三振に斬って取り、3つ目のアウトを取った今永は、マウンド上で雄叫びを上げる大きなアクションを見せた。
 
 同メディアは、「イマナガが得意のスプリッターを放つとボールは低く沈み、ボガーツのバットをかすめるように通り抜けていった。その瞬間、古びた球場内に祝福の渦が巻き起こった」と振り返った。

 今永のボールを受けていたミゲル・アマヤ捕手は、「あのイニング(6回)を切り抜けたのは特別な瞬間だった。気合が入ったシーンだった。彼は時々、感情を表わすことがあるね」と今永の喜びようを表現している。

 記事では、ボガーツに対してカウント2ー2となった際、「リグリーの信者たちは総立ちになり集団でデシベルレベルを上げた。古びた球場に祝福の渦が巻き起こった」と現場の雰囲気も描写。観衆の視線をくぎ付けにした今永は、これからもMLBの大きな話題であり続けるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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