"投げる哲学者"の勢いが止まらない。
現地5月13日、シカゴ・カブスの今永昇太は、敵地トゥルーイスト・パークで行なわれたアトランタ・ブレーブス戦に先発登板し、5回7安打無失点、3四球、8奪三振と好投。チームが0対2で敗北を喫し、日本人投手史上最長タイとなるデビュー6連勝は次回に持ち越しとなったが、これで再び防御率を0点台の0.96としている。
【PHOTO】念願のメジャーで好投!シカゴ・カブスで躍動する今永昇太を特集!
強豪ブレーブス打線に粘りのピッチングを見せた今永。この日は自己ワーストとなる7安打、3四球だったが、苦しみながらもスコアボードにゼロを並べ続け、5回を投げ終えたところでお役御免に。1回にロナルド・アクーニャJr.、5回にオジー・アルビーズをけん制で刺すなど、冷静な判断で自らを救うシーンもあった。
メジャーの舞台で大きな成功を収めているこのルーキー左腕には、昨季のナ・リーグMVPも賛辞を惜しまない。MLB公式サイトによると、試合後のメディア取材に応じたブレーブスのアクーニャJr.は、「素晴らしいピッチングだった。とてつもない投手だ」と通訳を通じて称賛のコメント。「彼を褒め称えるべきだ」と話したという。
また、カブス同僚のクリストファー・モレルは、「彼がアルビーズを刺したとき、チームメイトの何人かが笑っていた。俺も笑っちゃったよ。『またやってくれた』ってね」と周囲のリアクションを共有。「アメージングだ。誰が打席に立っていても、彼はただひたすら戦い続ける。信じられないような投手だ」と敬意を示していた。
米球界でも異彩を放ち続けている今永。今後も彼のピッチングから目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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米球界でも異彩を放ち続けている今永。今後も彼のピッチングから目が離せない。
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