ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平のバットが湿りがちだ。ドジャース専門メディア『Inside the Dodgers』は6月3日、「オオタニはなぜ苦戦しているのか? ここ数週間、調子が上がっていない」と伝えた。
【動画】現地5月29日のニューヨーク・メッツ戦で大谷翔平が放った14号アーチ!
「直近6試合で23打数4安打、打率.174。本塁打は1本しかない。その結果、1か月前に1位だったいくつかの打撃スタッツも、もはや1位ではなくなったし、トップ3にも入っていないカテゴリーもある。順位を上げるには、ふたたび調子を上げなければいけない」
快音が聞かれなくなった要因として、デーブ・ロバーツ監督は軽い怪我を挙げている。大谷は腰の張りやハムストリングに軽い問題を抱えており、それがパフォーマンスに影響を及ぼしている可能性があるという。
ただ、指揮官が「本人は、バットを振っている時は痛みを感じていないと言っている」と語ったように、大谷の怪我は大きなものではない。続けて、「ショウヘイは精密に調整されたマシンであり、スポーツカーで言えば、全開で走っていない時はうまく走れないこともある。(5月中旬に)腰を痛めた時はスイングが少しおかしくなり、ハムストリングの時もそうだ。しかし、元の状態に近づいていると思う。解決策はフィールドにとどまることだ」とも語っている。
5月21日から26日にかけて、ドジャースは5連敗を喫した(アリゾナ・ダイヤモンドバックスに2敗、シンシナティ・レッズに3敗)。この5試合で大谷は21打数5安打、打率.238、本塁打0。好調時と比べれば物足りない数字で、同メディアは「ドジャースの不振と大谷の不振が重なっている」とし、「この関連性は見逃せない。逆に大谷が活躍すれば、ドジャースも躍進する」と記した。
38勝23敗でナ・リーグ西地区の首位に立つドジャースは、2位のサンディエゴ・パドレスには7差をつけるなど、成績面では十分な結果を残している。そんなチームにあって大谷は、打率(.322)、打点(38)、本塁打数(14)、塁打数(137)、OPS(.988)といずれもチームトップ、あるいはトップタイの成績を記録している。
それでも当たりが止まれば地元メディアから心配の声が飛ぶほど、大谷には計り知れない期待が寄せられている。現地6月4日からはピッツバーグ・パイレーツとの3連戦、7日からはニューヨーク・ヤンキースとの3連戦がいずれも敵地で行なわれる。はたして大谷はどのような活躍を見せてくれるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】シティ・フィールドで初本塁打の大谷翔平、残り6つで"全球場アーチ"達成へ「すぐにも成し遂げる」「エンジェルスから出てよかったね」米ファン関心
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「直近6試合で23打数4安打、打率.174。本塁打は1本しかない。その結果、1か月前に1位だったいくつかの打撃スタッツも、もはや1位ではなくなったし、トップ3にも入っていないカテゴリーもある。順位を上げるには、ふたたび調子を上げなければいけない」
快音が聞かれなくなった要因として、デーブ・ロバーツ監督は軽い怪我を挙げている。大谷は腰の張りやハムストリングに軽い問題を抱えており、それがパフォーマンスに影響を及ぼしている可能性があるという。
ただ、指揮官が「本人は、バットを振っている時は痛みを感じていないと言っている」と語ったように、大谷の怪我は大きなものではない。続けて、「ショウヘイは精密に調整されたマシンであり、スポーツカーで言えば、全開で走っていない時はうまく走れないこともある。(5月中旬に)腰を痛めた時はスイングが少しおかしくなり、ハムストリングの時もそうだ。しかし、元の状態に近づいていると思う。解決策はフィールドにとどまることだ」とも語っている。
5月21日から26日にかけて、ドジャースは5連敗を喫した(アリゾナ・ダイヤモンドバックスに2敗、シンシナティ・レッズに3敗)。この5試合で大谷は21打数5安打、打率.238、本塁打0。好調時と比べれば物足りない数字で、同メディアは「ドジャースの不振と大谷の不振が重なっている」とし、「この関連性は見逃せない。逆に大谷が活躍すれば、ドジャースも躍進する」と記した。
38勝23敗でナ・リーグ西地区の首位に立つドジャースは、2位のサンディエゴ・パドレスには7差をつけるなど、成績面では十分な結果を残している。そんなチームにあって大谷は、打率(.322)、打点(38)、本塁打数(14)、塁打数(137)、OPS(.988)といずれもチームトップ、あるいはトップタイの成績を記録している。
それでも当たりが止まれば地元メディアから心配の声が飛ぶほど、大谷には計り知れない期待が寄せられている。現地6月4日からはピッツバーグ・パイレーツとの3連戦、7日からはニューヨーク・ヤンキースとの3連戦がいずれも敵地で行なわれる。はたして大谷はどのような活躍を見せてくれるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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