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「悲惨なボロ負けを喫した」ドジャースとの名門対決で屈辱的大敗のヤンキースに地元紙が嘆き「全体的にパッとしなかった」「苛立たしい夜だ」

THE DIGEST編集部

2024.06.09

2番・指名打者として先発出場のドジャース・大谷翔平(右)と左前腕の炎症で欠場のヤンキース・ソト(左)。(C)Getty Images

 屈辱的大敗にNY紙から嘆きの声が上がっている。

 現地6月8日、ロサンゼルス・ドジャースは、敵地ニューヨーク・ヤンキース戦に11対3で勝利。8年ぶりにヤンキー・スタジアムで開催されている名門対決の第2戦を制し、2カードぶりの勝ち越しを決めた。ドジャースがヤンキースから二桁得点を奪うのは、1978年のワールドシリーズ第1戦以来、46年ぶりだ。
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 この日、「2番・DH」として先発出場した大谷翔平は、3回に一時勝ち越しのレフト前タイムリーを放つなど、4打数1安打1打点、1四球をマーク。また、5番テオスカー・ヘルナンデスが2回に先制14号ソロ、8回に大谷と並ぶ15号グランドスラムを放ち、2本塁打6打点と大暴れするなど、猛打でライバル球団を圧倒した。

 一方、ア・リーグ最高勝率(45勝21敗、.682)を誇り、東地区首位を快走している好調ヤンキースにとっては、まさかの大敗だ。この敗戦後、ニューヨークメディア『New York Post』は、「ヤンキースがドジャース、テオスカー・ヘルナンデスに打ちのめされ、悲惨なボロ負けを喫した」と速報し、試合内容を振り返っている。
 
 さらに記事内では、「ほんの数日のことかもしれないが、フアン・ソト(左前腕の炎症で欠場)のいない生活は決して甘くない」と前置きしつつ、「またしてもヤンキース打線が静かな夜を過ごし、全体的にパッとしなかった」と厳しく記述。その後も、「得点圏で7打数無安打、10残塁という苛立たしい夜だ」とため息を漏らしていた。

 現地9日には、ヤンキー・スタジアムでカード最終戦をプレーするドジャースとヤンキース。明日も両球団の熱いパフォーマンスに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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