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「恥ずかしくて穴があったら隠れたい…」菊池雄星、ファウルフライを避ける際に一塁手と衝突!ベンチで守備妨害の“珍事”に米メディア困惑「奇妙な事態となった」

THE DIGEST編集部

2024.06.10

敵地でのアスレチックス戦で相手の一塁手と接触し、守備妨害となる珍プレーを犯してしまった菊池。(C) Getty Images

 ブルージェイズの菊池雄星は現地6月9日(日本時間10日)、敵地で行なわれたアスレチックス戦で登板の機会はなく、ベンチで観戦していたが、菊池の真上に飛んできたファウルフライを避けようとしたところ、アスレチックスの一塁手と接触し、守備妨害となる珍プレーが発生した。
【動画】菊池雄星が試合に出場していないのに守備妨害を犯す珍プレー

 この日、菊池はベンチでアスレチックス戦を観戦。ブルージェイズが3点リードで迎えた延長10回の1死二塁の場面で珍事が起こった。ブルージェイズの9番デービス・シュナイダーが放った打球は一塁側へのファウルフライとなり、ベンチ内にいた菊池が真上に飛んできたボールを避けようとベンチからグラウンド側へと走り出す。

 しかし、この瞬間、アスレチックスの一塁手タイラー・ソダーソトロムと激しく衝突。ボールはベンチ前のグラウンド上に落下し、守備妨害とみなされた。ブルージェイズの9番・シュナイダーはアウトとなった。

 菊池は呆然とした表情で立ち上がり、衝突したソダーソトロムに謝り、ベンチに戻る際には心配げな表情をしていた。 
 
 カナダのスポーツメディア『Sportsnet』は公式X(旧ツイッター)を更新。「菊池雄星がタイラー・ソダーソトロム選手と誤って衝突し、デービス・シュナイダーが妨害行為となった」と驚きの様子を示し、動画を投稿している。

 また試合後の記事では「シュナイダーがファウルを放った直後、奇妙な事態となった。アスレチックスの一塁手タイラー・ソダーソトロムと衝突して倒れた。観衆がブーイングを浴びせる中、審判団は協議し、守備妨害を告げた」と状況を伝えた。

 続けて菊池は試合後、「恥ずかしかったし、ベンチに手すりがないことを忘れていた」と謝罪。また故意では無かったことを話した上で、菊池は「あの後、恥ずかしくて、小さな穴があったらその中に隠れたいと思った…」と語っていたことを伝えた。

 なお、菊池の次回登板は現地11日(日本時間12日)敵地でのブルワーズ戦の予定となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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