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MLB

「年俸21億円ダウン」のメッツ主砲、牧場での骨折の原因はイノシシと戦ったから!?

2020.01.04

大減俸となったセスペデスの故障の原因はイノシシ!?(C)Getty Images

大減俸となったセスペデスの故障の原因はイノシシ!?(C)Getty Images

 12月末、メッツの主砲ヨエニス・セスペデスが来季の契約を、年俸2950万ドル(約32億円)から21億円ダウンとなる1000万ドル(約11億円)に修正することに合意した。

 2016年オフに4年1億1000万ドル(約120億円)の大型契約を手にしたセスペデスだが、ここ数年は故障が続き、18年7月20日を最後にプレーなし。昨年に至っては、5月に自身が所有する牧場の「穴」にはまって足首を骨折し、球団内外から大きな批判を浴びていた。そして、この故障が球団の規約違反に抵触するとして、先のような形で大幅な減俸処分を受け入れることになったわけだ。

 そして年が明けた1月3日(現地時間)、『ニューヨーク・ポスト』紙は「セスペデスのヒザの骨折は野良イノシシによるものだった」との、“笑劇”の見出しで昨年の故障の詳細を届けて話題を呼んでいる。
 
 昨年5月時点では「穴にはまって骨折」とだけ伝えられていたのだが、どうやら事態はもっと複雑らしい。記事によると、セスペデスは自身の牧場に野生動物を遠ざける仕掛けを作っていたのだが、罠にかかった一頭のイノシシが脱走。その後、イノシシがセスペデスに突撃してきたところ、これを回避しようとした際に、牧場にあった穴にはまってしまったのだという。

 この記事を受け、SNSでは同情の声が集まるかと思いきや、「誰かセスペデスがイノシシに攻撃されるGIFを作ってくれ」「イノシシが21億円をかっさらった」「こんなマヌケは早くトレードしろ」など、辛辣なコメントが続々。

 ちなみに、セスペデスのように“かわった”故障で離脱したケースは過去にもあった。2004年には、現ヤンキース監督のアーロン・ブーンがオフにバスケットボールで遊んでいる時に左ヒザ全十字靱帯断裂の大怪我を負ったこともあるし、昨年4月には前年にサイ・ヤング賞を受賞したブレイク・スネル(レイズ)が、シャワーを浴びている際にスタンドを動かそうとしたところ、パーツが外れて右足小指を骨折して故障者リストに入っている。

 何はともあれ、セスペデスが来季健康でプレーするには、牧場から離れたほうが良さそうだ。

構成●スラッガー編集部
 

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