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「月までかっ飛ばした!」大谷翔平がまたも記録的アーチ! 今季2番目に速い“114マイル超え”、米識者は過去5年でヤ軍スラッガーに次ぐ本数と指摘

THE DIGEST編集部

2024.06.12

5試合ぶりの16号2ランを放った大谷。特大のアーチを叩き込んだ。(C) Getty Images

5試合ぶりの16号2ランを放った大谷。特大のアーチを叩き込んだ。(C) Getty Images

 5試合ぶりの一発はスタジアム騒然の特大弾だった。

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地6月11日、本拠地でのテキサス・レンジャーズ戦に2番・指名打者で先発出場。6回の第4打席で16号2ランホームランを放った。試合は打線が5本のホームランを含む14安打15得点と大爆発したドジャースが15-2で大勝している。

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 待望の一発は7点リードで迎えた6回、1死一塁の場面で大谷はレンジャーズ3番手のグラント・アンダーソンと対峙。6球目の148キロストレートを捉えると、打った瞬間にそれと分かる打球はあっという間に右中間スタンド中段付近に飛び込んだ。

 打球速度114.2マイル(183.2キロ)、飛距離433フィート(約132メートル)、打球角度23度を計測。大谷らしい特大の一発に、現地メディア『DODGERS NATION』のダグ・マッケイン記者は、「大谷翔平は今シーズン16本目のホームランを打った。時速114.2マイルは、今年2番目に速いホームランだ。大谷はここ数週間OPS.595はだが、今シーズンの合計は依然としてトップクラスだ」として、打率.312、出塁率.382、長打率.581、wRC+172と今季のハイレベルなスタッツを並べ称賛している。

 また、メジャー公式サイト『MLB.com』のサラ・ラングス記者は、「ショウヘイが時速114.2マイルを打った。2019年に入ってから、114マイル以上のホームランを24本打ったが、同じ期間にそれ以上の記録を持っているのはジャンカルロ・スタントン(29)のみである」と、過去5シーズンでヤンキースの主砲に次ぐ圧巻の数字であることを紹介している。

 大谷の16号には多くの米国メディアがSNSで反応し、「ショウヘイ・オオタニが雄大な一発を放つ」(スポーツ専門局『FOX Sports』)、「オオタニが月までかっ飛ばした!我々がこれまでに見た最高の野球選手だ」(スポーツブック大手『FanDuel』)などと驚きのコメントを寄せている。

 打率、OPSが下降線を辿っていた大谷だが、この一発をきっかけに打棒に活気が戻るだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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