現地6月15日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でカンザスシティ・ロイヤルズと対戦し、2対7で完敗した。山本由伸が今季14度目の先発登板を果たしたが、2回28球を投げ終わったところで緊急降板するアクシデントで、ドジャー・スタジアムは一時騒然とした。「2番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は3打数無安打で2試合ぶりのノーヒットに終わり、打率は.305に低下している。
前回登板のニューヨーク・ヤンキース戦では最強打線を相手に7回106球を投げ、2安打無失点の好投を見せた山本。しかし、この日は右腕に突然異変が襲った。
山本は立ち上がり、わずか3球で2アウトを奪った後、3番のビニー・パスクアンティーノに四球を与えたが次打者を低めのカーブで打たせて三ゴロに打ち取った。2回はMJ・メレンデスに初安打を許したが、続くダイロン・ブランコをカウント1-2で追い込むと、高めの直球で空振り三振に仕留めた。
ところが2回終了後、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が主審に投手交代を告げて山本は2回1安打無失点で降板。3回のマウンドにはマイケル・グローブが上がった。のちに球団によると、「右上腕三頭筋の張り」によるものだと発表している。
試合は4回にロイヤルズが先制したが、その裏にドジャースが連打などで2死満塁の好機を作ると、ギャビン・ラックスの2点適時打ですぐに逆転に成功する。
ところが、ドジャースは6回から4番手で継投したブレーク・トライネンが大誤算だった。コントロールが乱れ3つの四球で満塁を招くと、MJ・メレンデスに11球も粘られた末、迎えた勝負のカットボールを右翼スタンドに運ばれる痛恨のグランドスラムを浴びてしまった。
3点を追うドジャースは7回にも2点を失い、5回以降は打線が沈黙するなど終盤は投打が嚙み合わず、そのままゲームセット。大谷は二併打、二ゴロ、一ゴロに倒れ、7回1死一塁での第4打席は四球を選び好機を広げたが、3番フレディ・フリーマンが平凡な左飛の凡打に終わった。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】山本由伸が今季14度目の先発も、2回28球で緊急降板
前回登板のニューヨーク・ヤンキース戦では最強打線を相手に7回106球を投げ、2安打無失点の好投を見せた山本。しかし、この日は右腕に突然異変が襲った。
山本は立ち上がり、わずか3球で2アウトを奪った後、3番のビニー・パスクアンティーノに四球を与えたが次打者を低めのカーブで打たせて三ゴロに打ち取った。2回はMJ・メレンデスに初安打を許したが、続くダイロン・ブランコをカウント1-2で追い込むと、高めの直球で空振り三振に仕留めた。
ところが2回終了後、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が主審に投手交代を告げて山本は2回1安打無失点で降板。3回のマウンドにはマイケル・グローブが上がった。のちに球団によると、「右上腕三頭筋の張り」によるものだと発表している。
試合は4回にロイヤルズが先制したが、その裏にドジャースが連打などで2死満塁の好機を作ると、ギャビン・ラックスの2点適時打ですぐに逆転に成功する。
ところが、ドジャースは6回から4番手で継投したブレーク・トライネンが大誤算だった。コントロールが乱れ3つの四球で満塁を招くと、MJ・メレンデスに11球も粘られた末、迎えた勝負のカットボールを右翼スタンドに運ばれる痛恨のグランドスラムを浴びてしまった。
3点を追うドジャースは7回にも2点を失い、5回以降は打線が沈黙するなど終盤は投打が嚙み合わず、そのままゲームセット。大谷は二併打、二ゴロ、一ゴロに倒れ、7回1死一塁での第4打席は四球を選び好機を広げたが、3番フレディ・フリーマンが平凡な左飛の凡打に終わった。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】山本由伸が今季14度目の先発も、2回28球で緊急降板
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